テーマ:ガンダム

機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第52話 彼女について。彼らの今後。

 サダラーンのMSデッキで、ハマーンは発進準備を整えていた。 「お待ちください。何故、キュベレイに…?ヴィルジンヴァイスは、いつでも発進できます。」  メカニックの言葉を聞いて、ハマーンは隣にたたずむもう一つの愛機を見た。 「やはり、こちらの方が思い入れは強くてな。只の感傷でしかないが、決着はこのキュベレイでつけたい。」 「なら…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第51話 歩みし道の果て

「戦況はどうなっている?」 「ビームライフル、メガ粒子砲発射時に放出されるミノフスキー粒子の影響で宙域のミノフスキー濃度が異常に濃くなって、戦況を把握することが困難になっています。」  MSのビームライフル、MA、艦船のメガ粒子砲にせよ、ミノフスキー粒子を応用したものである。  通常、戦闘宙域のミノフスキー粒子濃度が濃くなるのは、…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第50話 激しき閃光の中で

「補給?」 「はっ。フアン・デ・グリハルバ及びロアール・アムンセンが、本艦隊に新型MS及び各種兵装、サブフライトシステムを届けるために護衛艦と共に、5分後に到着すると暗号が。」 「受け入れ準備に入ると伝えろ。」 「はっ。」  トーレスから報告を受けたブライトは、あまりにも急な知らせの真相を理解していた。  元々、こちらに向かっ…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第49話 大義と善と<後篇>

「何をしている!」  あてがわれた部屋で戦況を見ていたライムは、苛立たしげに呟く。  そして、ハンガーでプルのスペアのノーマルスーツに着替える。 『使えるMSは無いのか?量産機でも構わん。ん?あれは。ガンダムタイプか?』  ガンダムのカラーリングの代表とも言えるトリコロールで塗装され、V字アンテナに角の様なアンテナが増設されたM…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第49話 大義と善と<前篇>

 戦場は、混沌としていた。  グレミーもハマーンも互いを相手にしながら、ロンドベルに側面を突かれ半包囲体制を敷かれつつある。  だが、双方とも側面に回せる兵力は限られている。  故に、側面からのロンドベルの攻撃によって、側面を確実に抉られている。 「各部隊の、残存艦を集結させろ!壁を作れ!」  各部隊の旗艦を撃破され遊兵となっ…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第48話 プル達

「クィンマンサの戦況はどうか?」 「押されています。3機とも、NT専用ガンダムタイプと思われます。その中の1機は、侵攻コースからアムロ・レイ専用機の可能性が極めて濃厚。」 『どこまでも、苦渋を飲ませてくれる…!』  ダカールでの戦い。  そして今回の戦いでも、戦略を崩したアムロ達にグレミーは毒づく。 「他の戦線はどうか!?」 …
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第47話 混沌戦域

「よし。行くぞ!」 「了解。」  アムロのλガンダムを先頭に、先頭に、ラー・カイラム、ネェルアーガマ、クラップ、ラー・カイムのMS隊が、ハイパー・メガ粒子砲で損害を受けた、グレミー軍に突撃する。  ネェルアーガマにはZプラス隊が配属されており、クラップとラー・カイムには、ジムⅢの性能を向上させた、ジムⅢカスタムが配備されている。 …
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第46話 宇宙に鳴る鈴

「おのれ…。マシュマー…!ハマーン…!」  グランツの指揮官席で、グレミーは凄まじい怒りを顔に浮かべていた。  ジャムルフィンの部隊が、マシュマーの艦隊から発進したのは確認されている。  ハマーンは本隊の指揮に専念しているのは、確信していた。  他に、このような絶妙なタイミングでの奇襲を掛けられる指揮官は、ハマーン麾下でも、マシ…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第45話 第三極

「マシュマー艦隊。敵ニュータイプ部隊との、戦闘に入りました。」 「グレミーとしては、誤算だな。本当は、私の本隊を潰すために、使いたかっただろうに。この機を逃す手はないか。ソロモンに連絡。全部隊出撃。グレミー軍左翼に全面攻撃。マシュマーと連動して、左翼から、グレミー本隊を殲滅せよ。」  だが、この指示が思いもよらぬ事態を招くとは、ハマ…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第44話 2つの侵攻路

 ハマーン軍とグレミー軍。  それぞれが、遂に砲火を開いた。  各艦の主砲が斉射され、MS部隊がぶつかる。 「積極的攻勢には、出んか。少々、意外だな。」  サダラーンの艦橋で、ハマーンは意外そうな表情になる。  兵力において劣るグレミーは、切り札を惜しみなく投入し、全面攻勢を仕掛けて短期決戦に持ち込む可能性が高いと、考えて…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第43話 決戦の時

「ハマーン様。第4防衛線。明日には戦線に復帰いたします。」 「そうか。苦労を掛けるな。マシュマー。」 「いえ。ハマーン様の苦労に比べますれば、この程度、苦労の内にも入りませぬ。」  麾下の艦隊を統率しつつ、マシュマーは、グレミーの戦力を削る為に張り巡らされた防衛線の艦隊の、整備・補修の指揮を執っていた。  おかげで、ハマーンは戦…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第42話 時は、近づく

「ニュータイプ部隊3機、衛星クラスのハイパー・メガ粒子砲1基破壊か。予想以上の戦果だな。」  執務室で、ハマーンは、キャラとグレミーの戦いについての報告書を読んでいた。 『それなりに戦力を削ってくれれば、良かったが、予想以上に、削ってくれたな。それなりに、使い道はあったという事か…。』  予想以上の戦果に、ハマーンは満足していた。…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第41話 闇を焦がす者達

「キャラ様!高エネルギー反応接近します!!」 「各艦及びMS隊、散開!!当たるんじゃないよ!!」  キャラの命令が出る前から、部隊は散開し始めたが、先手を取られたために、遅かったことは否定できなかった。  部隊の艦艇や、発進中だったMSの多くが、光に飲み込まれ、四散する。 「それなりに、戦力は削ったな。全艦砲撃開始!MS隊は…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第40話 矢、放たれし時

「フルンティング、ブルトガング、リディル。推進機構異常なし。」 「エネルギーチャージ。各部問題なし。」 「臨界到達時間。想定内。」  ノイエライヒトゥームの司令室で、グレミーは超大型戦艦ほどの小型隕石を使用した、防御衛星のチェック状況を、報告されていた。 「うむ。使えるな。」  マシュマーとの戦いで被った損害の回復には、少し、…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第39話 決戦前

「確認しました。戦艦プロヴィデンスです。」 「うむ。」  既に、グレミーと一戦交えたことは、報告されていたので、ハマーンはサダラーンで、迎えに来ていた。 『グレミーが、噂のニュータイプ部隊まで投入してきたというのに、損害は軽微と言っていい。強化処理自体、それなりに強いのだが、よく精神が安定している。戦いぶりも、見事だ。私の片腕とな…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第38話 グレミー入城

 ノイエ・ライヒトゥーム。  新たな富という意味の資源採掘用の小惑星だが、地球で職にあぶれた者達が、職を求めてやってきた地でもある。  連邦は、一年戦争後、この地に軍工廠と軍港を建造し、防衛線の一翼を担わせようとしたが、グリプス戦争が激化するにつれて、ティターンズが兵を引き抜き、設備だけとなり、極めて短期間の間に、書類上の記録しか残…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第37話 内乱の始まり

「ふん。マシュマーめ。姑息な真似を。」  グランツの整備ハンガーにある大型MSのコックピットで、プルツーは、マシュマーの策を、不愉快そうに鼻で笑った。  主力部隊が囮になり、別働隊で司令部を直撃する。  目新しい作戦ではないが、やりようによっては、効果は十分にある。  だからこそ、プルツーは不愉快だった。 「プルツー。出番…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第36話 チェスゲーム

「承認しよう。すぐに取り掛かってくれ。」 「はっ!直ちに。」  頷いたマシュマーは、席を立って、イリアの肩に手を乗せる。 「いいか。前にも言ったが、お前は私の片腕。欠くことができない、大切な部下だ。ネオジオンにとってもな。だから、何があっても生きろ。いいな。ハンマ・ハンマはさらに改修させて、性能が向上している。必ずやお前の力になる…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第35話 ロンドベル隊結成

「よいか。我々は、ハマーン様に忠誠を誓った身。グレミーが如何にザビ家の正統な血筋を引いていると宣言しても、それには何の証拠もない。惑わされるな。我らは、ミネバ様をお支えし、成人なさる日までお守りする。その為に艱難辛苦に耐え、連邦打倒を誓ったのだ。断じて、火事場泥棒のような卑劣な真似をするグレミーに、敗れるためではない。偵察部隊が、グレミ…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第34話 2つのザビ家

「お久しぶりです。カニンガム准将。」 「貴官も壮健で、何よりだ。残念なことは、再会を喜んでいる暇はないという事だな。」  アーガマ隊は、サイド4駐留部隊と合流した後、ブライトがクワトロとカミーユを伴って、カーネルシナプスを訪れていた。 「グレミー・トトでしたな。以前、ダカールで矛先を交えたことはありましたが、このような行動を起こす…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第33話 翻る反旗

「サイド4は、未だに戦闘が継続中か?」 「はっ。情報に誤差はありますが、苦戦している模様です。」  サイド5に駐留しているグレミーの元に、士官が報告に来る。 「ご苦労。下がれ。」 『ハマーンが、苦戦するほどの相手か…。』  グレミーはデスクの椅子の背もたれに体を預けて、しばし考える。 『今の所は、ハマーンが劣勢。このまま…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第32話  サイド4の激闘(後編)

「敵MS隊、来ます!続いて、艦砲射撃!」 「MS隊緊急発進!こちらも、攻撃を開始しろ!」 『完全に先手を取られたか…。』  各所に仕掛けられた罠で、ネオジオン艦隊は少なからずダメージを受けており、既に4隻が撃沈もしくは戦闘不能になっていた。  各艦から、ドライセン、バウ、ガ・ゾウムといった、MSが出撃していく。 「隊長。来…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第31話  サイド4の激闘(前編)

「サイド4より、暗号電が入りました。」 「解読しろ。」 「はっ。…!サイド4より、ハマーンが指揮する艦隊が出撃。旗艦サダラーンを確認。」  クワトロ、カミーユが報告も居あわせたブリッジに、緊張が走る。 「厄介極まるサイド4を、潰しにかかったか…。」  キャラ率いる攻略部隊に大打撃を与え、新たな攻略部隊をほぼ全滅させたサイド4駐…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第30話 ハマーン出撃

『ラカンまで、敗死するとは…。』  サイド4攻略部隊に続き、サイド7攻略部隊壊滅の報を聞き、ハマーンは衝撃を受けた。  特に、数少ない信頼がおける人材の一人、ラカン戦死は、ハマーンの今後の作戦行動に大きく支障をきたすのは、明らかであった。 『部隊を編成しても、率いるのが獅子でなくては、話にならん。』  竣工した艦と、製造が終了し…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第29話 アムロとプル達

「つまんない…。」  サイド7で捕虜になった少女、プルは捕虜用の部屋で、そうつぶやいた。 「何がですか?」  トゥエルブは、不思議そうに尋ねた。 「だって、アムロと、全然お話しできないんだよ。あたし、もっともっとお話ししたかったんだよ。」 「でも、私たちは捕虜ですから。」 「でも、つまんないの!」 「とまあ、こんな具合…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第28話 ニュータイプ達の戦場

「クワトロ大尉、カミーユ、今回は前以上に、厳しい戦いになるい可能性が高い。背後のMSがNT専用機の可能性が、高くなったからな。」  わざわざ、惑星間用のブースターを使用したことから、ブライトはNT専用MSの可能性が濃厚だと、結論付けた。 「了解した。敵の旗艦を沈めて、指揮系統を破壊。各個撃破。これが最も、合理的な作戦だろう。」 「…
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機動戦士ガンダム ~Test Force Story~ 第6話 宇宙歴80年1月1日

『ア・バオア・クー。ジオンにとっては、サイド3を守る、最後の砦か。本当は、無視するシナリオだったんだがなあ。』  ガウェインの一室にあるモニターに移る、ジオンの要塞をみながら、ヒルトは疲れて体が重くなったような気分で、そう思った。 本来は、ソロモンを陥落させた事で、ア・バオア・クーを攻略せずに、迅速に大兵力を持って、サイド3を攻…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第27話  サイド7の白馬

「戦況は、わが方に優勢か。少尉はよくやってくれている。」  旗艦リュッセルドルフの艦橋で、サイド7駐留部隊指揮官の、アーサー・ハーウッド准将は戦況を見ながら、先ほど出撃したMSの事を考えながら、嬉しさを滲ませる。 「試作型なので、少々心配でしたが、杞憂でしたな。」  艦長のアルフォンス・ボルマン中佐が、話しかけてくる。 「敵の新…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第26話 蠢く者達

「おい。いいニュースが入って来たぜ。」  ジブラルタルで、アーガマが、宇宙へ戻る準備をしている最中、ヤザンが吉報を持ってきた。 「何です?中尉。」  麾下のMS整備状況の書類に目を通して、サインを済ませたカミーユが、訊ねる。 「サイド4のウラキ中佐が、ネオジオンの攻略軍を全滅させたとよ。」  一瞬の沈黙の後、ブリッジは喜びの声…
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機動戦士Zガンダム~ネオ・ジオン戦役~ 第25話 反攻の始まり

「サイド4から、敵艦隊が出撃だと!?」 「はっ!接触まで、およそ6分。」  旗艦エカテリンブルクの艦橋で、サイド4方面部隊司令のジョン・ヴァイアンは部下からの報告を受ける。  サイド3とサイド5を除く、全てのコロニーが睨みあいの状態になっていたので、よもや動くとはヴァイアン自体思っていなかった。 「総員第一戦闘配置。全方位索…
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