第二次世界大戦異史 第10話 ナチス・ドイツ

「ドイツが遂に、再軍備を宣言いたしましたな。」
 高橋内閣の総辞職を受けて発足した若槻内閣の大蔵大臣、結城豊太郎が溜息をつきながら言った。
 日銀に就職後、様々な役職を経験し、アメリカ勤務、欧米各国の視察等も経験し、金融に関しては経験豊富で国際経済にも明るい人物である。
 高橋の次の首相として、若槻が決まった際に、国内の金融経済政策を任せる人物として周囲からの助言を受け、若槻が白羽の矢を立てたのが、結城であった。
「ここまでは、予測通りですな。問題は、ここからどう出るかです。」
 第二次ロンドン海軍軍縮条約で、潜水艦や空母、艦載機を含む、ある程度の海軍力の保有を認められたが、それ以上の軍備は保有しない事を、ドイツは確約し、イギリスやフランスはそれを信じた。
 もっとも、信じたのはこの2カ国で、アメリカと日本は既に再軍備を予測し、イタリアに関しては、フランスに対する備えや、植民地の拡大にしか興味はなかった。
「再軍備を宣言した以上、兵の数を増やし、装備の充実を図るでしょうな。現に、戦車に関しては、ソ連領内での演習の結果を踏まえた物が、既に開発中だという事が、英国との共同調査で判明しました。」
「強敵になるでしょうな。海軍の方は、やはりUボートでしょう。どうやら、ドイツ資本が設立した海外の造船所で、密かに軍縮条約で許された以上に建造を進めているようです。」
 陸軍大臣に就任した畑俊六と、海軍大臣の岡田啓介が情報収集の結果を報告する。
「さすがに、そこを調査するわけには、行きませんな。外交問題に発展するのが目に見えている。」
 スウェーデン等のドイツ資本の造船所に、まさか、取引内容の明細を見せろというわけにもいかないので、拓務大臣と兼任で外務大臣に再び就任した広田は、溜息をついてコーヒーを一口飲む。
「今頃は、再軍備を宣言して、パレードの一つもやっている時か。そこから、ドイツの現在の軍備が解ろう。駐ドイツ大使の東郷君や駐在武官栗林中佐のレポートを元に、ドイツ対策を決定したく思う。今日はこれで閣議を終わる。」
 若槻が、閣議の終りを宣伝する。

『これは予想以上だな…。』
 貴賓席に座っている、駐ドイツ大使の東郷重徳は表情を険しくするのを、必死に堪えていた。
 会場となっているスタジアムには、多くの国民が詰めかけ、その熱狂的な雰囲気が伝わってきた。
 その熱狂ぶりは、スタジアムに設けられた特設席のある男に、向けられている。
 小柄で、チョビ髭に口髭を整えた男。
 ドイツの全ての政党を解体し、文字通り、ドイツの政治権力の全てを握った男。
 アドルフ・ヒトラーに。

「トーゴー大使。面白い物が見られますぞ。そう。とても、面白い物が。」
 航空相のヘルマン・ゲーリングがにやりと笑う。
『面白い物?』
 しばらくすると、航空機のプロペラ音が聞こえてくる。
 航空機の編隊飛行だった。
 小柄だが、非常にすらりとしたフォルムで、スピードもある。
『海軍の艦載機か?ハーケンクロイツ。ナチスのシンボルか。しかし、これがどうしたというのだ。』
 特定の紋章や意匠を再現する編隊飛行は、パイロットの高い技術がいるが、これが「面白い物」だとは東郷には思えなかった。
「メッサーシュミット社製Bf109。つい最近完成した、我が空軍の主力戦闘機。その生産型です。まだ数は少ないですが、すでに量産体制は整っております。」
 それを聞いて、東郷はゲーリングの言葉の意味を理解した。
「おっと、今度はハインケル社のHe112ですな。輸出用として開発された戦闘機です。ま、営業代わりの飛行ですな。」
 東郷を前に、ゲーリングは得意げに話す。
 Bf109に比べると、やや、野暮ったいが、それでも近代的なフォルムで、性能も悪くないように、東郷の目には写った
 イギリスやフランスの大使にも、軍や政府の高官が得意げに説明している。
 幅34kmのドーバー海峡を隔てたイギリスや、国境を接するフランスは驚くふりをして冷や汗を拭っている。

「今度は、爆撃機ですな。ユンカース社製Ju87急降下爆撃機。まだ、試作段階ですが、後は各部の微調整で生産に入れるとユンカース社の技術者から聞いております。おっと、今度はJu86ですな。」
『旅客機は、隠れ蓑か…。』
 Ju86は、表向きには、今年1月に試作機が公開された民間用旅客機として、新聞にも載ったので、東郷も目にした記憶があった。
「さて、今日のメインイベントですな。そろそろか…。」
『まだ、あるのか?』
 そう思いながらも、東郷は空を見上げ続ける。
 すると、現れたのは、やや古めかしいフォルムの巨大な4発機であった。
「これは、また…。」
 驚きのあまり声が出なくなった東郷に、ゲーリングはよく冷えたドイツ産の白ワインの入ったグラスを差し出す。
「よく冷えております。ワインといえば、フランス産と思いがちですが、我が、ドイツのワインも美味ですぞ。ドルニエ社製長距離戦略爆撃機Do19、その原型機です。」
 グラスを手渡すゲーリングの目には、脅すような感じだった。

「本日、我がドイツの空を守る空軍を世界各国に公開できたことを、私は非常に喜ばしく思う。我らの頭上の空は、あまりに無防備だ。海軍に航空隊はあるが、それではあまりに不足である。私は、過ぎた力を持ちたいと思った事は、一度もない。だが。いや、だからこそ、この国を預かる責任を持つ身として、一時、外交的な苦境が立ちはだかろうとも、守りの盾をこの国に持たせる。栄光あるドイツ民族と、やがて生まれ来る、次世代の子らの為に。我がドイツ民族に、栄光あれ!!」
「「ハイル、ヒトラー!!」」
「「ジーク・ハイル!!」」
「「ドイツ民族に、栄光あれ!!」」
 片手を斜めに挙げる、ナチ式の敬礼をしながら、スタジアムに集まった国民の熱狂振りは、頂点に達する。

「これは、明らかにベルサイユ条約違反です!!目の前で、あんな物を見せられたイギリスが、何故、猛烈に抗議しなかったのか、理解できません。」
 大使館員の一人が、東郷の前で憤慨する。
「頭に来るのは、まだ少し早い。明日は、街頭でのパレードだ。そちらで確認せねばならない物がある。それまで、落ちついていたまえ。」
『もっとも、落ちついていられないのは私だがね。』
執務室のデスクの上には一文字も書かれていない報告書と、万年筆が置かれていた。

「今頃、各国の大使や武官たちは大慌てでしょうな。」
 神経質そうな顔をした、男がヒトラーの執務室で小さく笑う。
「まさに、絶妙のタイミングだったな。ゲッベルス宣伝相。」
 パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス。
 今年、国民啓蒙・宣伝大臣の任に付いた人物で、ハイデルベルク大学では哲学の博士号を授与された秀才である。
 ナチスに入党してからは、巧みな手腕で各支部の立て直しや強化を成功させて、党の宣伝に関わり始めて、実績を上げた。
 今回の式典の演出等は、全て彼が行っている。
「恐縮です。ですが、再軍備の切欠ともいえる、第二次ロンドン海軍軍縮条約のシナリオ書いた、ヘルリッベントロップの功績も大ですな。」
 ヨアヒム・フォン・リッベントロップ。
 ナチ党の中では新参者ではあるものの、外交官の経験があり、貴族の家柄ゆえに各方面に人脈を持つリッベントロップは、これといった役職はないもののヒトラーの私的な外交アドバイザーとして、重宝されていた。

 イタリアとフランスの人脈を利用し、両国に互いに備えての、軍事力の整備を行おうとしていると噂をばら撒き、それを煽り立てて軍縮条約破棄を宣言さえることに成功し、さらにフランスが隣国であることを利用し、フランスが無制限の軍拡を行うのならば、ドイツもなんらかの対抗策を考えざるを得ないと、戦争反対論者のマクドナルドに思わせることに成功。
 後は、参加国の利害関係から、揉める事を的確に予想し、ノイラート、レーダーと共に、それとなくサポートするように段取りを立てた。
 結果、軍縮条約が締結され、ある程度の海軍力を保有することに、成功した。

「参加国は気づいていないでしょうが。軍縮会議に参加していない国からすれば、ベルサイユ条約による軍備削減を、緩めた。と思ったでしょうな。何しろ、一部では、条約から軍備削減の部分が撤廃されるだろうと思う者達も、いるほどですからな。」
 リッベントロップが、薄笑いを浮かべてブランデーを一口飲む。
『そう思わせたのは、お前ではない。軍縮条約締結という事態が思わせたのだ。勘違いをするな。』
 ゲッベルスは、そう毒づいた。
 実の所、苦労して大学で学び、博士号を取得し後も経済的な苦難続きだったので、貴族出身のリッベントロップを嫌っていた。
 だが、リッベントロップの外交の才能が、今のドイツに必要な事は理解していたので、そこは弁えていた。

「ハイル・ヒトラー!」
 ナチ式の敬礼をして、ゲーリングが入って来る。
「ゲーリング、トーゴーの様子は、どうだった?」
「はっ。表情に出さないようにしていましたが、かなり驚いていたようです。」
「明日は、さらに驚くだろう。日本に対しては、ある程度機密の部分も見せてやれ。驚かせる為にな…。」
 笑いながら、ヒトラーはそう言った。

『ここまで、整えていたか…。』
 中佐に昇進し、ドイツ駐在武官として、今回の式典に東郷と共に招待されていた栗林は戦車群を見て、予想を超えるドイツの軍備に驚いていた。
「驚いたかね?クリバヤシ。今、街路を進んでいるのは、軽機械化師団の主力として開発された、Ⅱ号戦車E型。そして、その次に街路を進んでくるのは、Ⅲ号戦車E型。わが、陸軍の戦車部隊の、主力戦車の内の一つだ。もう少し、待っていると、もう一つ、見られるぞ。」
 ハインツ・ヴィルヘルム・グデーリアン。
 深い洞察力と先見性、行動力からヒトラーに高く評価され、大佐として第二装甲師団の師団長を務めている。
 栗林自身、わが闘争を読み、ドイツに危険性を感じてはいるものの、旧来の戦術にとらわれずに、戦車を中心とした革新的な戦術を生み出したグデーリアン自身の高潔な人格を評価して、親交があった。栗林は騎兵科の軍人であったが、機動力に火力を加えた戦術について、独自に研究しており、二人はしばしばこれからの戦い方について、議論する間柄であった。
 しばらくすると、Ⅲ号戦車より大口径の方を装備した戦車が、見えて来る。
「Ⅳ号戦車A型。もう一つの主力戦車だ。これで装甲師団の中核をなす。」
 力のこもったグデーリアンの言葉が、栗林の耳に響く。
『あれは、我が国で言えば中戦車。一歩、遅れを取ったか…。』
 陸海軍合同で開発されている中戦車は、現在、試作車がテスト中であり、実戦配備には至っていない。
 日本も戦車には力を入れてきたが、ドイツに比べれば、劣っている事を認めざるを得なかった。
『日本は海洋国家。やはり、陸軍ではドイツの一日の長があるか…。』
 栗林は、四号戦車を見ながら、そう考えていた。

 次に装甲車と歩兵の行進が続くが、その装備を見て、皆が目を見開いた。

『ルガーP08。密かに再生産されていたのか…。それに、あの機関銃。ベルト給弾方式。なんと、大胆な…。』
 ルガーP08は、先の大戦前にドイツの正式拳銃として採用されたが、ベルサイユ条約によって、9mm口径の拳銃は、製造が禁止されている。
 さらに、短機関銃を持った兵士に、ベルト給弾式の機関銃を持った兵士が続く。
 ベルト給弾方式の機関銃も、同様に製造が禁止されている
『前々から、ベルサイユ条約を破る機で、準備していたか…。』
 ここまで大規模に、ベルサイユ条約で禁止された兵器を装備しているとなると、この先のドイツの矛先がどこに行くか。
 栗林には、容易に想像がついた。
「誤解しないでほしいが、我々は別に戦争を望んではいない。無論、国を守るためには戦う。だが、いたずらに他国を蹂躙する事はない。それは、どうか信じてくれ。」
 グデーリアンの言葉を、栗林は信じたいと心から思った。

 至急の暗号電の内容が、閣議で取り上げられていた。
「大胆というか。何と言うか…。」
 若槻は、あきれたようにそう呟いた。
「元々、ドイツが陸軍国とはいえ、戦車部隊で遅れを取りましたな。主力となる戦車を二種も完成させていたとは…。」
「陸海軍、さらに三菱、池貝等、軍民共同で開発に打ちこんできたのだが…。」
 畑と岡田が、唇をかみしめる。
「お二方、試作車は、たしか6月には完成でしたな。その時の戦車が、必ずしも、ドイツの戦車に劣るとは限りますまい。そう落ち込まれんで下さい。」
 高橋内閣では法制局長官を務め、若槻内閣では農林大事を務める島田俊雄が、畑と岡田を慰めようとする。
「望みがあるとすれば、改造型か…。」
「ああ、試作車をベースにした改造型も、開発中でしたな。」
 伍堂卓雄が、思い出したように言う。
 陸海軍合同で、戦車開発の議論をしている中で、やがて開発される新戦車開発の技術蓄積の布石と、既存の中戦車を上回る戦車が敵軍に配備されている事を想定して、装甲を若干強化し新型の戦車砲を搭載、さらにそれに伴う重量増加による速度低下を防ぐ為の、新型エンジンを搭載した、改良型の開発が提案されて、議論の結果、中戦車の試作がある程度進んだところで、開発が始まり、試作車は7月に完成する予定となっている。

「ドイツの戦車の性能に関しては、東郷大使より、栗林中佐の報告書の方が、正確でしょう。軍備に関しては、それが到着した時点で始めるべきかと。でなければ、我々が、浮足立ってしまいます。畑陸相と岡田海相はともかく、それ以外は、軍事に関しては、素人ですからな。」
 島田の言葉に、皆が頷く。
「情報局からも、諜報員を潜入させております。そちらからも成果は得られるでしょう。栗林中佐の報告書と、情報局の入手した情報。今の所、それが頼りですな。」
 畑が腕を組みながら言う。
 従来の陸軍では、諜報員の教育を担当する陸軍中野学校で教育を受けた後、特務機関等様々な部署に散ったが、組織改正が行われて情報局を設置。
 そこに、集中して配属されて、情報収集にあたっている。
 現在は、唯一特務機関がある関東軍に、人員は多く出向しているが、ベルサイユ条約破棄を受けて、ドイツにもかなりの人数が潜入している。

「三号戦車G型。そして、Ⅳ号戦車C型。現在は、開発段階です。」
 その日は、東郷や栗林といった日本の大使や駐在武官のみ、ドイツ陸軍の技術将校ギルベルト・バルマー中尉と数人のSSの隊員に、ヘンシェル、ラインメタル、MANといった、ドイツの戦車を開発している企業の開発室に案内されていた。
 既に試作車の組み立てに入っており、その傍らには搭載予定の戦車砲が、置かれていた。
「もう、新型戦車の開発ですか。早いですな。」
 栗林は焦りを隠しながら、感心したように言う。
「ところで中尉、何故、わが国をこのような所に招待してくれたのかね?軍の機密事項だろうに。」
 東郷が不思議そうに、バルマーに尋ねる。
「小官は、ただ、ご案内するように命じられただけです。上層部の思惑までは、存じません。」
「そうか。いや、すまなかったな。さあ、案内を続けてくれたまえ。」
『さすがに、中尉程度の者に事の真相を知らせはしないか。それに…。』
 東郷は築かれないように、さりげなくSSの隊長と兵士たちを見る。
『お目付け役も、いることだしな。』

「明日一番で、本国に送ってくれ。機密度は最高でな。」
 その後も、各種軍事設備を案内された後に、栗林は報告書を書き上げた。
 ドイツの軍備は、栗林の予想を大きく超えており、戦車を中心とした機甲師団は、間違いなく世界の最先端をいくだろう。
 中でも、栗林が驚いたのは、装甲車である。
 兵士を乗せて、戦車に続き、機動力を生かしてバックアップに当たる。
 日本でも、石原が提唱した「三兵共同運用」が注目され、歩兵を乗せて戦車と行動を共にする車両が、自動車工業株式会社が中心となって、試作車が完成しており写真が送られてきたが、トラックの荷台に軽装甲を施しただけの、お粗末な物であった。
 物資輸送なら、これでいいかもしれないが、兵員輸送となるとこれでは心許ない。それに、工業が著しく進み、今や、欧米諸国と肩を並べるだけの技術力と生産能力を有する日本といえども、物資輸送車も、戦車に随行する兵員の輸送車も製造するとなると、底なしの工業力を誇るアメリカのようにはいかない。
 物資輸送車両と兵員輸送車両では、前者を優先し、後者は機動力を活かした部隊に割り当てるべきだというのが、栗林の考え方だ。
 しかし、それは同時に、騎兵の存在の否定にも繋がった。
『やむを得まい。もう、騎兵そのものが時代錯誤な存在なのだからな…。』
 だが、馬に乗らなくとも、騎兵科を存在させることはできるのではないか?
 栗林は、そう考えていた。
「もし、軍馬に乗馬することから、装甲車に乗って移動して機動力を生かして戦う兵科を騎兵とするとしたら…。」
 つまり、兵科の定義を変えれば、騎兵は存続できるのではないか?
 栗林は、そう考えた。
 過去、日露戦争において奉天会戦において、日本陸軍騎兵の父といわれる、当時少将だった秋山好古は、騎兵を馬から下ろして機関銃で弾幕を張ってロシア軍の攻勢を防いだ例もある。
『やってみるか…。騎兵の真骨頂は、機動力と打撃力。それは変わらんのだからな。』
 栗林はスケッチブックと鉛筆を買い求めると、自分なりの装甲車のスケッチを始めた。

「既に、新型戦車の開発を始めているか…。」
 若槻は深刻そうに、つぶやいた。
 ドイツに送られた諜報員から、主力戦車のⅢ号戦車E型、Ⅳ号戦車A型、空軍の主力戦闘機メッサーシュミットBf109といった戦闘機や、ユンカースJu87等の爆撃機の性能に関して、ある程度の情報は送られていた。
 栗林からも、詳細な報告書が送られている。
 しかし、さらに次の戦車の開発を始めているのは、予想外だった。

「陸軍大臣。現在の戦車の開発が試験に入ったところで、新型戦車の開発は可能かな?」
「正直、難しいですな。戦訓を盛り込めないとなると、不安を感じます。」
 畑が若槻の問いに、難しい表情になる。
 いかに新しい技術を盛り込もうと、必ずしも実戦において有効であるとは限らない。
 兵器の進歩には、実戦経験が不可欠だからである。
 それに近い物を得るとしたら、極めて実戦に近い、大規模な演習が必要になるだろう。
 ソ連が仮想敵国とされている以上、両軍がぶつかり合う事態が起きるとすれば、ソ連は中華共和国と同盟を結び、共和国領と南満州との境で激突する事になるだろう。
「共和国の承認を得た上で、演習はできませんかな?ソ連ではスターリンが次々と、自分の地位を脅かす政治家や高級軍人を、処刑場に送りこんでいる。外より、内の方に目が向いていよう。如何ですかな?外務大臣。」
 内務大臣の小原直が、広田に訊ねる。
「確かに、かの国とは国交を結び、不戦条約も結んでいますが…。スターリンが完全に外から目をそらしたとも思えません…。」
 人差し指でテーブルを叩きながら、広田はしばらく考え込む。
「いや…。承認を得なくても、あちらに形だけでも抗議をしてもらったほうが、却ってよいかもしれない。面子も保てる。」
「成程、その手があったか。」
 新しく商工大臣に就任した、小川郷太郎が膝を叩く。
「以前から、かの国はソ連と接触している。こちらから言わなくても、抗議はしてくるでしょう。それに接触の割には、成果はたいして出ていない。毛沢東も、今はソ連と組む時期ではないと考えているようですから、大丈夫かと。」
「では、陸軍は、演習の準備を始めるように。」
「はっ。直ちに。」
 閣議が終わると、畑はすぐさま陸軍省に行き、演習の準備を命じる。
 栗林の、歩兵を搭載して戦車に同行させる装甲車のスケッチと、意見書が届いたのは、4月の半ばに入ってからである。

「日本側に動きはないか?国防大臣。」
 ベルリンの総統官邸では、閣議が開かれていた。
「はっ。駐在武官からは、南満州での演習の準備に大わらわだと、聞いております。」
 ヴェルナー・フォン・ブロンベルク。
 現在、ドイツ国防大臣である。
「多少の、機密では食いつかなかったという事か?」
「まんざら、成果が無かったとは思えません。別に放った諜報員からの報告によると、どうやら、今回の演習は新型戦車を開発する為に、限りなく実戦に近い経験を得るためのようであります。彼らも驚いているのです。我が軍の機甲師団と、現在、次の主力戦車が開発されている事に。」
 ブロンベルクの言葉に、ヒトラーは満足感を得る。
「うむ。では、外務省は状況を見極めつつ、日本との関係を深める準備に入れ。黄色い猿の二等民族だが、その力は侮れぬし、いずれ役に立つ。」
「承知しました。」
 ノイラートの返事に頷くと、ヒトラーはゲーリングの方を向く。
「ゲーリング。日本海軍が新型の軍用機を披露するのは、7月であったな?」
「はっ。既に、空軍省から武官を派遣する準備は完了しております。」
「日本海軍の性能、必ず見極めよ。と、私から厳命があったと、必ず伝えるように。」
「は、はっ!」
 ゲーリングに対しては、ヒトラーの態度はややヒステリックだった。
 去年、陸軍が正式採用した、川崎飛行機が開発した九四式戦闘機の性能は、開発中のBf109と、ほぼ同等と言ってよかったからである。
 今回、Bf109の性能が、もし九四式戦闘機より低く、Ju87等の完成が遅れていれば、ゲーリングの立場がどうなっていたか解らない。
 式典の初日の時のヒトラーの機嫌は良かったが、陸軍の時を思い出した途端に悪くなった。
 今後の事を考えると、ゲーリングは各製造メーカーに、性能向上に精力的に取り組むよう指示せねば、その日の睡眠も難しいだろう。
 もっとも、海軍機となれば、これは海軍が見定めるべきなのだが、ヒトラーは自身の怒りを鎮めるために、生贄を求める傾向がある。
 今回、不運にも選ばれたのはゲーリングだった。

「レーダー海軍総司令官。各艦艇の建造状況は?」
 今年、海軍総司令官に艦艇の整備状況を訊ねる。
「万事、順調であります。詳細はこちらの書類をご覧ください。」
 ヒトラーが、レーダーから手渡された書類に目を通しはじめる。
 全てが、ドイツの造船技術の全てを注ぎこまれた、艦ばかりである。
「うん。結構。ビスマルク級の事は、くれぐれも他国に気取られぬように。」
「はっ。承知いたしております。工員とその血族の身元調査は、徹底して行っております。」
 海軍総司令官に就任してから日は浅いが、新造艦艇の建艦は第二次ロンドン海軍軍縮条約発効から携わっており、その時から工員の身元調査は徹底して行っていた。
 秘密裏に建造されている、艦艇の為である。
「事と次第によっては、ゲシュタポなりSSに全面的に協力させるように、私から言っておこう。」
「よろしくお願いいたします。」
 レーダーが、頭を下げる。
 その他、幾つかの案件に関して討議が行われ、閣議は終了した。

「工員、技術者たちの身元調査を再度行え、大至急だ。」
 総司令部に帰る車の中で、副官のバルハウス少佐に、レーダーは命じた。
「何か、疑問に思われる点でもおありでしたか?閣下。」
「いや。念の為だ。場合によっては、ゲシュタポやSSが首を突っ込んでくる可能性がある。」
 それを聞いたバルハウスの顔が、不快気になる。
 ゲシュタポとSS。
 この二つの組織の名を聞いて、愉快になるドイツ人はまともな人間ではない。
 彼は、そう思っていた。
「解りました。大至急、行います。」
「頼んだぞ。」
『私が忠誠を誓っているのは、祖国に対してだ。どこの馬の骨とも知らぬ、背の低いチョビ髭の元伍長ではない。』
 生粋の海軍軍人であるレーダーは、ヒトラーに対する忠誠心は、欠片も持ち合わせていなかった。

「なるほど。これは、よく、考えられたものだ。」
 陸軍技術本部長岸本綾夫中将が、栗林のスケッチと意見書を見て感心する。
 日本で試作された装甲車に関しては、陸軍内部からも運用面で難ありとの意見が出ていたが、内容が纏まらず関係者は困り果てていた。
 栗林のスケッチは、外観こそ簡素だが、必要な要求等の重要な部分はしっかりとしていたので、すぐに設計に入る事が可能だった。
 さっそく、関係者によって議論されて、栗林のアイデアを元に、新規設計の兵員輸送車を開発することが決定した。
 前者に関しては、設計を一部変更してコストを抑えるとともに、物資輸送を専門とする車種にする事が決定した。

 7月。
 海軍の新型航空機と、九五式軽戦車、そして中戦車の試作車両が、お披露目される事になった。

「艦首、風上に回せ。最大戦速。」
 連合艦隊司令長官にして、第一艦隊司令長官を兼ねる米内の指令が連合艦隊旗艦長門の艦橋に響き渡る。
「宜候。最大戦速。」
 改装を済ませた長門は、防御力の強化、備砲の換装、対空機銃の追加、新型のボイラー8基とディーゼルエンジン2基を搭載し、速力は30ktを越す、高速戦艦として生まれ変わった。
 さらに、昨年完成した艦載用レーダー、二号一型電探を搭載している。
 ドイツのGEMA社に遅れはしたが、日本のレーダー開発機関、日本電磁波研究所の努力が形となっていたのである。

『日本も、艦載型レーダーの開発に成功したか…。』
 八木アンテナを組み合わせたような、不細工さを感じる二号一型電探を見て、
ドイツ海軍の駐日武官アネル・ベーケ大尉は、驚きを禁じ得なかった。
 レーダーの開発は、アメリカやイギリスといった、世界の強国でも行われているのは既に知られているが、日本がドイツの翌年に艦載レーダーを完成させるとは、夢にも思っていなかった。
『今の所は、巡洋艦以上の大型艦のみか…。』
 今日のお披露目には、長門の他に、民間船を改装した空母隼鷹、飛鷹、条約の規定外の空母雷鷹、重巡洋艦青葉,衣笠、軽巡洋艦川内、駆逐艦吹雪、白雪、初雪、深雪、朝潮、大潮、満潮、荒潮が、第1艦隊から参加している・
 特に、世界に7隻しかない、40cm砲搭載艦の一隻である長門の姿は、他国からの武官に、大きなプレッシャーを与えているかのようだった。
『改装後の基準排水量は、47000tか…。さすがに三大海軍国の一つだな。あとは、艦載機の性能か…。』
 ベーケはお披露目を静かに待っていた。

「電波探信室より、艦橋へ。敵らしき艦影有り。数3。左舷9時12分。距離17000。」
 レーダーが探知した情報を分析する、電波探信室より報告が入る。
「索敵機より、連絡。敵艦見ゆ。電波探信室からの報告と、位置、数ともに同じです。」
 連合艦隊参謀総長の小沢治三郎少将が、索敵機からの情報を米内に知らせる。
「なかなか、使えそうだな。二号一型は。」
 二号一型電探の出来栄えに、米内は笑みを浮かべる。
「現在、駆逐艦等の小型艦でも使用可能な物や、さらに対空電探も開発中との事です。これらが完成し、艦に搭載可能となれば、敵からの攻撃にも、素早く対応可能となります。」
「技術者諸君の奮闘に、期待しよう。航空機部隊、第一波、発進せよ。」
「第一波、発進せよ。」
「続けて、直衛部隊、上空警戒に当たれ。」
 長門の艦橋が、慌ただしくなる。

「さて、いよいよか。」
 隼鷹飛行隊の戦闘機パイロット、赤松貞明が真新しい九五式艦上戦闘機を愛しそうに撫でてから、操縦席に乗り込んで風防を閉める。
 他の機にもパイロットが乗り込み、エンジンが回り始める。
「発艦!」
 隼鷹、飛鷹の二空母から、次々と艦載機が発艦していく。
 先陣を切るのは、三菱が開発した九五式艦上戦闘機である。
 830馬力の自社開発の発動機、「金星」二型を搭載した九五式は、素晴らしいダッシュで空に飛び出していく。
 続くのは、魚雷を搭載した、空技廠が開発した九五式艦上攻撃機。
 中島飛行機が開発した、出力840馬力の「光」二型を搭載した機体は、最高速度は330kmと、今まで採用されてきた九二型を、100km以上上回る。
 最後に発艦していくのは、愛知飛行機の九五式艦上爆撃機である。昨年に九四式を開発した愛知だが、すぐさま単葉低翼機の開発をスタートさせて、僅か4ヶ月で、原型機を完成させる。
 原型機が搭載していたエンジンは、愛知飛行機がライセンス生産の交渉をしていた、ドイツ ダイムラーベンツ社製液冷発動機DB600で、社で参考の為に購入していた物を搭載していたが、年内に交渉が成立。急ピッチで生産が進み、「熱田」一一型と呼ばれている。
 スピードを重視する欧州で採用される液冷発動機を搭載している九五式はスマートな外観をしているが、急降下爆撃機に充分に耐えられる強度も確保している。
 日本の航空機開発史上極めてまれだが、自社で開発し採用された軍用機の歴史を自ら閉じた、奇妙なケースである。
 日本はドイツより燃料事情は良いので、770馬力の熱田一一型は、さらに性能を引き出し、250kg爆弾を抱えながらも、最高速度は355kmと、Ju87にほとんど劣らない性能を持つ。
 そして、雷鷹から、九五式艦上戦闘機をさらに上回るダッシュとスピードを持つ戦闘機が、発艦していく。
 日本の実業家で、欧州では「バロン薩摩」と呼ばれる薩摩治郎八が設立した、薩摩飛行機が開発した、九五式直衛戦闘機である。
 元々は、三菱の九五式と同時期に軍に売り込まれ、格闘戦を重視する日本海軍は三菱製を採用。
 しかし、最高速度490kmと不採用にするにはあまりに惜しく、その後、海軍で議論され、艦隊上空の直衛を専門にする機体として、九五式直衛戦闘機として採用された。
 ちなみに、この薩摩飛行機は同時期に艦上偵察機と水上偵察機の正式採用も、勝ち取っている。
 不況のフランスや、ムッソリーニの独裁に反感を持つ航空機、航空機用発動機の開発技師をスカウトして、日本の大学で航空工学や発動機開発を専門に研究してきた若者たちの指導をさせながら、共に開発した「甲子」の最新型である二二型750馬力を搭載した九五式直衛戦闘機、通称九五式直戦は、上空で警戒態勢に入る。
 そして、レーダーの反応のあった方向にある、老朽化した民間船を改装した標的艦を発見した艦載機部隊は、今まで使用されてきた九○式艦上戦闘機を優れた格闘性能とスピードで翻弄し、7.62機銃4門から発射された訓練用の模擬弾を叩きこんで、次々と撃破判定にして、艦攻隊と艦爆隊が標的艦に襲い掛かり、あっという間に3隻を沈める。
 その間、艦隊にも攻撃部隊として九○式艦上戦闘機や、九二式艦上攻撃機、九四式艦上爆撃機合計30機が、今まで海軍航空隊を支えてきた意地を見せようと、襲いかかる。

「直戦隊、迎撃開始。艦隊最大戦速。ジグザグ航行。対空戦闘用意。」
 米内が、直戦隊に迎撃命令を出して、艦隊にも対空戦闘を命じる。
 上空警戒をしていた九五式直戦33機は、欧州流の設計で格闘戦よりスピードを活かした、一撃離脱型の戦いで真価を発揮する。
 九○式戦闘機は、最高速度490kmの九五式直戦の性能に翻弄され、九五式艦上戦闘機より2門多い、6門の7.62mm模擬弾を叩きこまれ、艦攻も艦爆も、次々と撃破判定とされる。
 結局、艦隊は対空機銃を一発も撃つことなく、攻撃隊は全滅した。
「訓練飛行は何度か見たが、模擬戦闘とはいえ、今までとは比較にならん高性能だな。」
 戦闘の様を見ていた米内が、驚く。
「頼もしい限りです。ですが、薩摩飛行機は、さらに高性能な機体を完成させるべく、開発に着手しているそうです。三菱も、愛知も、そして、今回、空技廠に敗れて正式採用されなかった中島飛行機は、既に新型機の試作機の初飛行を成功させたと、山本閣下から聞いております。」
 小沢は山本から聞いた事を、米内に話す。
「何!?もうか!」
 それを聞いた米内は、驚いて小沢の方を向く。
 昭和10年。
 それは、日本の航空機技術が、欧米と肩を並べた年であった。

『これは…。何という性能だ…。』
 ベーケは海軍航空隊の高性能ぶりを見て、驚愕する。
 ドイツ海軍でも、艦載機の性能は進められているが、ゲーリングとレーダーの不仲が祟り、予定より遅れている。
 しかし、日本海軍航空隊は、欧州の航空機に決して劣らない高性能機を既に実戦配備している。
 この、ショックは大きかった。
『すぐに、本国に知らせねば…。』
 その夜、ベーケは徹夜で報告書を書き上げて、ベルリンへ送った。

「ゲーリング…。」
「はっ、総統閣下。」
 閣議で各人に配られた報告書を、汗にまみれた手で持つゲーリングは顔も脂汗でびっしょりになっている。
「勝てるな?」
「は、はっ?」
 緊張感と恐怖感に支配されたゲーリングは、まともに答える事が出来ない。
「間の抜けた答えを返すな!!日本海軍の航空隊と戦っても、勝てるのであろうな!?」
 雷鳴のようなヒトラーの問いに、ゲーリングは恐ろしさの余り、首をすくめる。
「も、勿論であります。極東の猿ごときが、わが空軍に勝つなど、あり得ぬことです。」
「だが、日本の防空網を破れますかな?艦隊の直衛を受け持っている戦闘機は、性能だけで見れば、Bf109を上回りますぞ。」
 レーダーが、冷静にBf109と九五式直戦の性能を比較して、感想を述べる。
「レーダー。海軍航空隊の状況はどうか?」
 ヒトラーが、レーダーに海軍航空隊の編成状況を訊ねる。
「訓練機を用いての訓練は、順調ですが、機体の開発に関しては横槍が入りまして、予定より遅れております。」
 レーダーが淡々とヒトラーに話すと、ゲーリングが一瞬、レーダーを睨む。
 それを見たヒトラーは、事情を察した。
「ゲーリング!!人の邪魔をしている暇があるのなら、パイロットの養成、機体性能の向上に力を傾けよ!!この愚か者!!」
「はっ!各部門にそう伝えます!」
 怯えながらそう答える、ゲーリングに侮蔑の眼差しを向けると、すぐに視線を他の者に移す。

「ブロンベルク。日本の試作中戦車に関してだが、勝てるか?」
「試作段階では、何とも。何しろ、途中で大きく仕様が変更される可能性があります。ただ、戦車の運用で勝っていれば、勝利はこちらに転がり込むかと。一つ気になるのは、カンジ・イシハラの戦車部隊、歩兵・砲兵、航空機が連動しての戦い方に関する論文ですな。これがどこまで浸透するか。それが、勝敗を決するかと。ベック。参謀本部はこの件に関しては、どう見ている?」
 ブロンベルクは、参謀本部総長ルードヴィヒ・ベックを見る。
「来年、南満州で、関東軍が演習を行います。その結果次第ですな。日本でも訓練は行われているでしょうが、イシハラが参謀長を務める関東軍の練度が、一番、参考になるでしょう。」
「我が国にとって、よい結果になる事を祈りたいものですが、神が振るダイスの目はどうなるやら…。」
 ブロンベルクが、腕を組んで考え込む。
「ブロンベルク。例の計画の準備をせよ。」
 ヒトラーが、ブロンベルクに命じる。
 その計画が、世界を再び、激しい嵐に巻き込む始まりとなる。

後書き
遂に、ドイツがベルサイユ条約を破棄しました。
軍用機に詳しい方ならご存知かと思いますが、再軍備宣言の際に飛行していた戦闘機は、Bf109ではなく、ハインケルHe51です。
ですが、あえて、ドイツの準備の周到さや、軍用機開発の活発さをアピールする為に、Bf109にしました。
ただ、ドルニエ Do19は、戦略爆撃論を唱えていた、ヴァルター・ヴェーファー中将が事故死した為に、開発は中止されています。
こちらでは、どうでしょう?
そして、明らかになった、軍縮会議のからくり。
揃いも揃って、ドイツに踊らされていたわけですね。
要するに、ドイツとしては軍拡の切っ掛けを、諸国が与えたと周囲に思わせたかったわけです。
しかし、日本も負けていません。
この作品では、技術は史実よりずっと進んでいます。
日本機の性能を聞いたヒトラーは、何かを企んでいます。
それは、これから解ります。

ブログ村のランキングに参加しております。
来てくださった方は、よろしければクリックをお願いいたします。
励みになりますので。

にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ

相互リンクはいつでも大歓迎です。
リンクをしてくださる方は、コメント欄にお書き下さい。
リンクの設定をした後に、お知らせします。

目次へ戻る。



1/48 ドイツIII号戦車N型
タミヤ

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 1/48 ドイツIII号戦車N型 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック