xxxHOLiC◆継 第三話「朋共 ハンブン」

蜘蛛の巣を壊した呪いから始まった話も、いよいよクライマック
ス。

侑子によって飛ばされた所にあったのは、古い学校(?)のよう
な建物。
冷気のように感じるのは邪気で、鴉天狗達は近づけません。(住
んでいるところが、影響しているのかな?)

四月一日は連れてきた管狐に結界を破壊してもらい、中に入りま
すが、冷気はさらに強い。中でも一番強い場所に向かいます。

そこには蜘蛛の巣に囚われている座敷童がいました。そして蜘蛛
を統べるアヤカシ、女郎蜘蛛。
四月一日の右目は、力を数十倍に高める効果があり取り合いにな
っていましたが、女郎蜘蛛が手に入れ座敷童はそれを返してくれ
るよう頼みに来ていたのです。(いい子だなあ・・・。)
四月一日は座敷童を助けようとしますが、女郎蜘蛛は鋭い爪を座
敷童に向けて、蜘蛛の糸を焼き払う管狐を止めるように要求しま
す。

管狐を止めた四月一日を、女郎蜘蛛は自分のところまで引き寄せ
ます。
四月一日は座敷童を返すよう求めます。右目で不足なら他の所も
差し出すからと言って。
ですが、女郎蜘蛛は大切に思っていない物は交換するに値しない
といい四月一日の申し出を却下します。
そして、自分を犠牲にする事で周囲がどう思うかを考えようとし
ない四月一日を嫌いと言います。

言い返せないままの四月一日の顔を見ようとした女郎蜘蛛に、来
るまでに意識を繋ぎとめる為に自分の手を傷つけた硝子の破片を
突きつけ、改めて座敷童を返すよう求めます。
その行動を気に入った女郎蜘蛛は、座敷童を返して四月一日の右
目を飲み込んで去ります。

その後、気を失っていた四月一日は座敷童達が住む山で目覚めま
す。
座敷童は四月一日に「何も出来なかった。」と、泣きながら謝ります
が、涙を拭った四月一日は、巻き込んでしまったことに対して、謝り
ます。

夜、右目はもう戻らないと侑子に伝えられます。
四月一日もそれは解っていて、右目を失ったけれども解った事があ
るからと、話します。
そんな四月一日に、侑子は百目鬼に右目が戻らなかった時に渡し
て欲しいと頼まれて取り出した、百目鬼の右目の半分を出しまし
た。
それを飲み込んで、四月一日の右目は再び見えるようになりまし
た。

疲れて眠りこんだ四月一日に、「貴方は貴方だけの物じゃない。
皆、誰かと関わって、何かを共有している。だから自由にならな
い。だからこそ、面白くて、悲しくて、そして・・・愛しい。」
そう語りかけます。

そして、翌朝にはいつものペースで漫才をしながら、登校する四
月一日と百目鬼の姿がありました。

「小善は大悪に似たり。」と言う言葉があります。
これは表面的な優しさや善意は、為にならなかったり悲劇を招く
という意味になります。
蜘蛛の巣の恨みを買った百目鬼の右目を治すために、四月一日
の取った行動は、「小善。」に当たると言えましょう。
「誰かの為に自分を犠牲にする。」
その行動は、助けようとした相手を悲しませたり怒らせたりする
事だってある。
四月一日が解ったのはその事ですね。
とは言え、誰かの為に自分が損な思いをするのは、世の中ではよ
くあることなのでしょうね。
「本当の優しさや善意とは何か?」と聞かれたらこのように偉そ
うな事を言っている私も答えられませんから。
多分、それは人間が一生を費やして考えても解らない事。
そう考えています。


FC2ブログの方には、ブログが届きにくくなっているようです。
トラックバックを送っていただいた際は、原則としてこちらから
も送らせていただいておりますが、もし届いていなかった際
は、遠慮なくお知らせ下さい。
コメントに代えさせていただきたく存じます。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック