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zoom RSS IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第123話 タッグマッチ開催前

<<   作成日時 : 2014/10/11 23:59   >>

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「かいちょ〜う。記者会見見たよ〜。」
 教室に入った途端に、のほほんさんが近づいてくる。
 というか、6組だろう?
 授業に遅れたら、先生に大目玉だぞ。
「私達も、見たよ。」
「あんな凄いの作るなんて、さすが織斑君よね。」
「今度は、どんなの作るの?」
「ちょっと、ストップ。いきなりそう来られても、困る。」
 とりあえず、落ち着いてくれ。
 授業の準備が、出来ない。
「いいじゃない。少しぐらい教えてくれても。」
 ここまでクラスメイトが騒ぐとは、思わなかったな。

 事の発端は、昨日の記者会見。
 新型の燃料電池の他に、義肢と体内埋め込み式の人工透析器の発表をした事だ。
 街を歩いていると、偶に生まれつきか外傷か解らないけど腕がない人や義足をつけている人を見た。
 中には骨の癌である骨肉腫を発症して、足を切断せざるを得なかった人もいた可能性もある。
 国外では、内紛で敷設された地雷を踏んで足を切断せざるを得なくなった人もいる。
 日本なら、車いすに乗ったり義足をつけて杖を突いて外出できる。
 けど、腕を失った人はそうもいかない。
 さらに、通行人。
 特に小さな子供は不思議に思った事は遠慮なく口にしたり、そこまでいかなくても奇妙な物を見た様な目つきで見る。
 勿論、子供には悪意はない。
 ただ、色んな物に興味を持つ年頃に自制を求めるのは、不可能と言っていいだろう。
 大人でも、一瞬何か奇妙な物を見た様な目つきになる事は少なくない。
 当然、対象となった人は少なからず傷つく。
 できれば、過去に。
 手足を失う前に戻りたいと思うのは、当たり前だろう。
 それで、人工神経とISの技術を融合させて人工皮膚で表面をコーティングした、外観では作り物とは見えない義肢の開発を進めていた。
 苦労したのは、動きだな。
 普通の手足のように、自然且つ繊細な動きを可能にするのはとにかく大変だった。

 埋め込み式の人工透析器は、個人用の透析器をさらにコンパクト化した物だ。
 人工透析が必要になるという事は、血液をろ過して体にとって害になる物質を尿と一緒に排出することが出来なくなるという事だ。
 そこで、人工透析が腎臓の代わりにその役目を負う。
 けど、人間の体内の濾過サイクルとは違うし、様々な方式はあるが透析の為にカニューレと呼ばれる管を体内に埋め込まなければならない。
 このカニューレが原因になる感染症があったり、透析後には頭痛や倦怠感を覚える患者さんも少なくない。
 そこで、体内の濾過サイクルである168時間で透析を行い、且つ尿として排出できることが出来る透析器の開発を進めていた。
 ここまで来ると、腎臓を再現すると言っていいので耐久性その他諸々とにかく苦労した。
 価格も可能な限り抑えないと、いくら保険適用がされても患者さんは使いにくい。
 今まで蓄積したノウハウを総動員して、如何にコストパフォーマンスをよくするかというのも大きな課題だった。
 でも、開発チームが一丸となって遂に完成させた。
 価格は、従来の自宅で使用できる透析器よりかなり抑える事に成功。
 保険が適用されれば、ちょっとした手術の費用とほぼ同じくらいの価格になる。
 これは、義肢もそうだ。
 どんなにいい製品でも、庶民にとっては高嶺の花じゃ意味がない。

 これから臨床試験に入るが、指揮を執った身としては認可が下りて保険適用になる事を願っている。
 勿論、こういう物が必要にならないことが一番だから、腎臓の疾患や糖尿病を患う患者さんが1人でも少なくなる事も願っているけどな。
 いずれにせよ。
 これで、今まで大変な思いをしていた人達が日々の生活の苦労から解放されることを、願っている。
 その為に、皆で苦労を共にして開発に打ち込んだんだから。

『一夏の態度…。変わってない…。』
 タッグマッチの開催を来週の月曜日に控えての最後の仕上げの訓練を終えた後、シャワーを浴びながら由香里は一夏の事を思っていた。
 自宅に招待した夜に告白し、押しの一手で一夏と同じ布団で寝たが結局一夏は由香里に何もしようとしなかった。
 翌日の朝に起きた時も、昨夜の事は何もなかったように接した。
『気持ち…。伝わらなかったのかな…。』
 いくら一夏が唐変木とはいえ、楯無たちにプロポーズされた後なら、恋心に対して人並みにはなっていいはずだ。
 元々人の心の機微には敏感で、細やかな心遣いを出来るのだから。
『気づかないふり…?それとも、私じゃだめなの…?』
 勇気を奮い起こして告白をしたのに、当の一夏はいつも通りに接しているという事実は由香里の気持ちを落ち込ませていた。
『なら…。』

 連携は問題ないな。
 後は後半戦で由香里を後方にポジショニングさせて、機能させられるかだ。
 今の由香里を、前列には置けないからな。
 セシリア達とぶつかった時は、後方支援・牽制をやってもらう。
 俺が2対1で戦うことになるけど、今まで培った俺の技量なら十分いける。
 油断は、禁物だけどな。
 最大の懸念は、由香里のメンタル面だ。
 告白された夜。勿論、俺は由香里に指一本触れなかった。
 当然だ。
 流されるように、肉体関係をもつなんて俺は御免だ。
 翌朝からも、変に期待を持たせたくなかったので普通に振る舞った。
 今まで受けたプロポーズや告白に対して答えを出せていないのだから、答えが出るまでは今迄通りでいく。
 そう考えて、精神のスイッチを切り替えている。
 さて、当日の警備についての最終確認をしておくか。

「ここの所、出るたびに徹底的に叩きのめしていますからさすがに来ないとは思いますが、奴の事を考えると、常識通りにはいかない可能性も否定できません。」
「そうだな。武装教官は、黄龍を量子化しておけ。他にも4機程度は確保できるだろう。あれの出番だな。」
 とうとう、あれの出番か。
「それから、例の物は?」
「2個小隊分は、使えます。」
 やっぱり、あれを使うのか…。
 個人的には嫌なんだけど、コアの数に限りがあってこれ以上数を増やせないISの戦力不足を補うには仕方がない。
 やれやれだ…。

「これで、タッグマッチ運営に関する会議は終了する。」
 生徒会のメンバー、ラウラ、ラシェルが出席しての会議は終わる。
 後は、開催して無事に終わらせるかだ。
 去年と違い、IS学園の守りは格段に強化されているから連中もそう簡単に自由にはできないだろう。
 学園を防御するシールドも、強化してある。
 無理に特攻をしたら、逆にダメージを喰らうだけだ。
 いつも同じ方法が通用するとは、思われたくないね。
 エヌマ・エリシュの主砲だって、防ぐぜ。
 後は、俺達生徒会がしっかりする事。
 特に、生徒会長の俺がな。
 何があっても、皆には指一本触れさせない…。

「一夏。いい?」
 スーツに着替えた後。病院に行く前の時間を使って、俺が部屋で警備体制と襲撃があった際のシミュレーションをしていると、私服に着替えた由香里が来る。
「ちょっと待っててくれ。タッグマッチ期間中の備えについて、最後の確認が山場なんだ。適当に座っててくれ。」
「うん。」
 由香里がソファに座ったのを見ると、俺は作業を再開する。
 例の物は、既に量子化を済ませている。
 プラスオプションとして、プロペラントと直結した追加スラスターも搭載しているので高機動戦闘になっても問題ない。
 後はディースだな。
 ゴーレムの強化サイクルを考慮すると、そろそろ性能が向上する頃だ。
 それでも、白式には勝てないが他は別だな。
 先生達は大丈夫だろうけど、セシリア達にはサポートが必要だろう。
 そっちは、俺の仕事か。
 白式の砲撃能力を最大限に活かして、皆をアシストしないとな。
 ただ、あまり大規模な襲撃はこちらの偵察衛星に察知されるぐらいは、考えていると俺は見ている。
 問題は、ジェームズ・グレイだ。
 執着心で動いているような、オッサンだからな。
 こいつの頭の中身は、さすがに覗けない。
 学園の防御施設と連携して、追い払うしかない。
 この手の奴が、一番相手がしづらい。
 理屈で動いているわけじゃ、ないからな。
 まあ。追い返せばとりあえずは勝ちだ。
 まずは、それを考えるとしよう。
 さて、終わりと。

「悪かったな。待たせて。」
「気にしないで。一夏がいろいろ大変なのは、解ってるし。去年の事と今年のクラス対抗戦の事もあるから、念には念を入れたいんでしょ?」
「まあな。あ。何飲む?ハーブティー?コーヒー?紅茶?」
「ハーブティー。ローズヒップある?」
「ああ。ちょっと待ってくれ。」
 俺はポットにローズヒップとお湯を入れて、砂時計で時間を測る。
 その間に、ティーカップを用意する。
 にしても、この季節になると女子は大胆になるんだよな。
 由香里もそうらしく、ピンクのスリップを着ている。
 が、普通のスリップじゃない。
 ブラジャーの機能も兼ね備えた、ブラスリップだ。
 ここまで来ると、ほとんど下着だ。
 普通のスリップならナイトウェアと割り切る事も出来るが、ここまで来ると下着姿を見せつけられている感じではっきり言って落ち着かない。
 さすがに、入学して2年目になるとどぎまぎはしないが…。
「どうぞ。蜂蜜は、好みの量で入れてくれ。」
 バカラ社の、ガラスのティーカップにローズヒップティーを注ぐ。
「ありがとう。うん。おいしい。」
「そうか。」
 で、何しに来たんだろうか?
 まあ。理由がないと来るなとは言わないけど。
 何か、嫌な予感がする。

「普通だね…。」
 うん?
「何がだ?」
「私と一夏…。」
「当たり前だろう。」
「私の片想いだから…?」
 そう来たか…。
「今は、色んなことを考えている最中だ。楯無さんにも、セシリアにも、シャルロットにも、俺は普通に接しているだろう。こういう時には、俺はそれがベターだと思っている。今は、自分に向き合って考えるだけで、精一杯なんだ。」
 そう…。
 冬菊から始まって、菫、楯無さん、セシリア、シャルロット、ナタルにプロポーズをされて、タッグマッチのパートナーである由香里にも告白された。
 そのせいかどうかはわからないが、箒たちの様子がどうもおかしい。
 鈴は、どこか寂しげに1組の様子を見ている。
 それは、簪も同じだ。
 人間関係が、妙な事にならなきゃいいが…。
 事実、セシリアとシャルロットは普通に見えても、若干微妙だ。
 これが拡大するのは、御免こうむりたい。

「やっぱり、ちゃんと恋人同士にならないと…。一夏は、私を受け入れてくれないの…?」
「恋人同士になった。即、関係を持つっていうのは俺の主義に反するな。人間は感情的な生き物だけど、それに流され過ぎるのは決していい事じゃないぞ。」
 ナタルの事が、いい例だ。
 あの時ナタルを受け入れるか拒絶するか、大分迷った。
 結論として、あのままはまずいと考えて俺は受け入れた。
 けど、心は痛かった。
 こんな事はよくない。
 そう考える俺が、心の中にいたからだ。

「私。つきあってない段階で体の関係を持ったからって、それで一夏を縛らないよ…。そんな卑怯な真似はしない。私は一夏の心を自分の物にして、一夏と恋人同士になるって思ってる。だから…。」

「一夏…。私だ…。入るぞ。」
 箒?
 って、ヤバい!
 普通のスリップでもヤバいのに、ブラスリップはヤバすぎる!
 しかし、箒は止める間も無く入ってきてしまった。
 由香里の姿を見るなり、俺を見る。
「解ってると思うけど、何もしてないからな。」
 これは、はっきり言っておかないとトラブルの種になる。
 もう、なりかけているが…。
「そうか…。霧島。あの時いった事は、本当の事だったのだな…。」
 箒の表情が険しくなる。
 あの時?
 どういうことだ?
 由香里が、何を言ったんだ。
「ええ。それに、ブラスリップはスリップのバリエーションみたいな物でしょう。目くじら立てる程の事?それとも、本当に下着姿の方がよかった?シースルーとかベビードールじゃないだけ、マシだと思うけど?」
「それでも、下着姿と何ら変わりはないではないか!」
「下着のおしゃれも、女の子にとっては大事よ。特に、好きな人の為のはね。私は、一夏に好きだって告白した。いつ一夏の物になってもいいとも言った。なら、いつでも準備は整えておかないと。違う?」
「つまり、一夏を体で誑し込むということか!?ふしだらだぞ!」
 おい。ちょっと、待てって。
「その程度で一夏が物になるなら、苦労はしないわよ。一夏の心を物にしないと意味は無いわ。私との体の関係を作るのは、入り口みたいな物よ。その先で、私は一夏の心を物にする。繰り返すけど、体で一夏を手に入れようなんて思っていない。それは、一夏に対するこれ以上ない侮辱だもの。言ったでしょう?私の本意はその先にあるの。」
 由香里は言う事を言うと、喉が渇いたと言わんばかりにポットからローズヒップティーを注いで蜂蜜を入れると一口飲む。
「もちろん。他の時間でも、私は一夏の気持ちが自分に行くようにするわ。これまで、一夏を射止められなかった誰かさん達とは違って、私は積極的に行動するわよ。」

「もういい加減にしろ。就寝時間だぞ。部屋に戻れ。」
 とにかく、無理やりにでも戻らせないと埒が明かない。
「しかし…。」
「話があるなら、明日病院が終わった後に聞く。それでいいだろう?箒。今のままだと、自分が言いたい事も言えないぞ?」
 箒は、けっこう激情型で感情が高ぶると自分の言いたいことが癒えなくなる。
 ここは、一旦、落ち着かせるべきだと考えた。

「何をしている?霧島、篠ノ之。もうすぐ、就寝時間だ。織斑はこれから病院だぞ。織斑、車の準備は出来ている。早く行け。この場は、私が収める。」
「はい。」
 俺は千冬姉にこの場を任せて、部屋を出た。
 卑怯なやり方なのは承知しているが、俺も仕事がある身だ。
 サボる訳にはいかない。
 病院で、医師としての務めを果たさないと。

 病院で手術と外来。
 夜の小児科の診察の増援に、ERの仕事。
 今後の夜間の小児科の受け入れ態勢についての会議をこなして、仕事を終えた俺は家の俺の部屋で箒と向き合っていた。
「さて。話を聞こうか。由香里が、何か言ったのか?」
 下を向いたままの箒に、俺は訊ねた。
「All is fair in love and war.」
「イギリスの諺か。それがどうかしたのか?」
「恋と戦いはあらゆる事が正当化される。」
 そういう意味だ。
 知った時は、何とも過激な諺だと思ったね。
「言っておくけど、タッグマッチは正々堂々と戦うぞ。戦争じゃないんだからな。授業の一環でもある。卑怯な真似をして優勝しても、嬉しくも何ともないし、一文の得にもならないんだからな。」
 策はめぐらしても、卑怯な真似だけは絶対にしない。
 そんな事は、当然だ。
 第一、そんな事をして得た勝利に、俺は何ら価値は感じない。
 それは、由香里も同じの筈だ。
 でなければ、ペアを組んだりはしない。

「違う…。お前の事でだ…。」
「俺?どういう事だ。由香里が、俺に告白した事と関係があるのか?」
 それならある程度納得できる気がしないでもないが、どういう風に関係するんだ。
「一夏…。私が、スリップや透けるネグリジェを着てお前の傍にいたら、どう思う…?」
「勘弁してくれ。それだけだよ。あの時の由香里だって、そうだ。」
 告白されたとはいえ、ああいう服装は勘弁してほしい。
 寮の規則では、放課後の服装でことさら規定してはいないが、あまり過激になるとある程度考えざるをえない。
 生徒会長としては、寮での風紀についても無関心という訳にはいかない。

「では、私がここで服を脱ぎ始めたら、どうだ…?」
「止めるに決まっているだろう。どうしたんだよ。どこか変だぞ?」
 いつもの箒らしくないな…。
 セシリア達の事が、何か関係してるのか?
「もし、私が体でお前を誘惑して自分の物にしようとしたら、お前はどう思う?」
 これは、聞き捨てならないな。
 どんな、思惑があるのかは解らないが…。
「俺を、そんなに安っぽい男だと思っているのか?それで、お前の物に出来ると思っているのなら、やってみる事だな…。それ以前に、俺がお前を受け入れると思うか?俺は、今までつきあった事も無い男だが、そういう人間位は見分けられるぞ。今までで、目は存分に鍛えられているからな…。」
 そう言うと、箒の瞳から涙が零れ落ちる。

「おい。箒…。」
 俺が近寄ると、不意に押し倒されて箒の唇が俺の唇に重なる。
「ずっと…、こうしたかった…。」
 え?
「共に剣を学び始めた頃から、お前と並んだ存在になりたかった。最初は何故かは解らなかった。でも、学園で再会する頃にははっきりと理解していた。ずっと傍にいたい…。ずっと傍にいて欲しい…。」
 それって…。
「好きだった…。初めて会った時から…、ずっと…。そして、今も…。だから、誰にも渡したくない…。渡したくないんだ…。なのに…、あちこちの女からプロポーズされて…。由香里からも告白されて…。一夏と初めて知り合ったのは、私なのに…。引き離されて、たらいまわしにされてからも、ずっと想い続けていたのに…。どうして、私より先に…。」
 そう言いながら、箒は泣き続ける…。
 しばらく、落ち着かせてから寮に送ろう…。
 このまま帰らせるのは、心配だからな…。

「すまない…。世話を掛ける…。」
「気にしなくていい…。箒は悪くないさ…。」
 俺が運転して学園の寮に向かっている間、箒は俺に謝る。
 けど、箒は悪くないから気にしないように言う。
 事実、悪いのは俺だからな…。
 少しすると、寮が見えてきた。

「じゃあな。お寝すみ。ゆっくり風呂に浸かって、きちんと寝ろよ。」
「ああ…。」
 箒が車を降りてから、俺は家に向かって車を走らせる。
 由香里に続いて、箒もか…。
 向き合わなきゃならないことが、また増えたな…。
 今後も増え続けるんだろうか…。
 ラウラもだろうか…?
 オタク文化の影響で、俺の事嫁とか言ってるけど。
 ミネラルグレーのBMW アクティブハイブリッド3に乗って、さりげなく近くを走って俺を護衛しているラウラの事を考えたが、すぐに頭の中から追い出した。
 明日は、街に出て気分転換をしよう。
 明後日からは、タッグマッチだからな。

 それにしても、何でこう立て続けに告白やらプロポーズが続くんだ…?
 幸運なのか不運なのか解らないが、俺の方ははっきり言って対応不能だ。
 どうしていいのか、解らない。
 とにかく、普通に接しながら考えよう。
 すぐに答えが出る事じゃ、ないからな。

後書き
学年別タッグマッチを控えての話ですが、今回は箒が中心ですね。
ファースト幼なじみで、一番昔からの付き合いである箒。
他のライバルの誰よりも前から、一夏に想いを寄せながらどんどん先を越された箒。
何もしないままでいるとは思えませんでしたので、一夏と由香里の最後の訓練と絡めて書きました。
次々とプロポーズ、告白され、ファースト幼なじみの箒からも告白された一夏。
さすがに、心穏やかではいられません。
タッグマッチはポーカーフェースで通したとしても、間もなく夏。
そして、亡国企業の事。
答えを出すのは楽ではなさそうです。










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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
箒なりの告白。不器用だけど誰よりも最初に愛し、誰よりも思いを募らせ、誰よりも葛藤しての告白。そんな彼女を私は好きで、そんな彼女の恋を応援したいね。
ヴァルバジア
2014/10/12 21:50
ヴァルバジアさん。
コメントありがとうございます。

>不器用だけど誰よりも最初に愛し、誰より
>も思いを募らせ、誰よりも葛藤しての告白。
 とても純情だけれど、自分の感情を素直に
 表現できない不器用な女の子。
 それが、箒なんでしょうね。
 そんな箒が、勇気を振り絞ってようやく告
 白。
 このままでは、自分以外の誰かと一夏が結
 ばれてしまう。
 それは嫌だけど、どうしていいのか解らな
 い。だからせめて告白を。
 そんな所でしょうか。
 でも、セシリア達は想いを打ち明けた以上、
 ある意味、なりふり構わずアタックしてき
 そうですね。
 冬菊も菫もナタルも、滅多に会えない分チ
 ャンスは逃さないでしょう。
 恋のライバル達に勝利する為に、箒はどう
 するのか注目ですね。
 亡国企業との戦いだけでも大変なのに、あ
 る意味それ以上に大変な乙女達の恋愛バト
 ルの渦中にいる一夏。
 誰を選ぶのでしょうね。
CIC担当
2014/10/14 21:15

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