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zoom RSS ガールズ&パンツァー 二次創作 第12話 「反撃開始です!」

<<   作成日時 : 2013/05/19 22:31   >>

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 事の始まりは、文部科学省に呼び出された事だった。
 学園艦は、運営費も維持費も非常に掛かるので、統廃合して予算を減らすことが決定されており、廃校になる高校の中に、大洗女子学園が、含まれていた。
 生徒数も減少の一途をたどり、目立った活動もない。
 ただ、古いだけで、特徴のない高校。
 文科省にしてみれば、廃校にするには十分すぎる理由だった。
 そこで、杏が考えたのが、戦車道の復活だった。
 4年ごとに行われる、戦車道の世界大会で、8年後の会場が日本だったこともあり、文科省から、日本中の中学、高校、大学に、戦車道に力を入れる様に、要請があったのである。
 今年の全国大会の優勝校となり、その後も、戦車道が盛んになれば、廃校にはならないし、助成金も出る。
 故に、戦車道を、復活させたのである。

「そうだったんですか。」
「だから、いきなり全国大会に出場することに…。」
 みほと華が、納得する。
「皆、隠していて、本当にごめんなさい。」
 柚子が、深々と頭を下げる。
「20年前迄盛んだったと聞いていたから、戦車もよい物が揃っていると考えていたのだが…、残っていたのはガラクタ同然の戦車と、パーツ…。それでも、他に考えが、思いつかなかった…。」
 いつも厳しい桃が、ぽつりと呟いた。
「いきなり優勝なんて、無謀だってのはよく理解してるけどさ…。泣いて、1年過ごすより、砂粒ほどでも希望があるなら、それに縋りたかったんだ…。」
 杏が寂しそうな表情で、つぶやく。

「廃校になんて、なりませんよ。」
 みほの声に、皆が振り向く。
「前に言いましたよね?どの優勝候補とぶつかっても、大丈夫なように、作戦を立てているって。もちろん、プラウダも含まれます。さっき、砲隊鏡でこの建物を確認して、幾つかの選択肢の中から、これを選択しました。それだけです。」
 みほが、皆に微笑む。
「降伏はしません。この3時間は休養と、後半戦に備えての戦車の整備に充てます。温かい食事の用意もできてますから、冷えた体を暖めましょう。副会長、メニューは何ですか?」
「クリームシチューにクロワッサン。クロワッサンは、オーブンで焼くだけだから、すぐだよ。」
「食事が終わった後、各車はチェックに入ってください。3時間後に、プラウダ校に勝利します。」
「「「「「はい!」」」」」
 皆の士気が下がっていないことを確認して、みほは安心する。
「我々は、作戦会議だ!」
「はい。」
 柚子がクロワッサンを焼いている間、みほは桃と杏とで、作戦会議を開いた。

「問題は、やはり布陣か。おそらくは、こちらが、出たところを包囲殲滅してくる腹積もりだろう。正面が突破できんとは思わんが、こちらの犠牲も、少なくない。」
 桃が、プラウダの布陣を気にする。
 狭い入口から出る以上、包囲陣形を敷いて砲火を集中すれば、かなりのダメージを与えることができる。
 桃の懸念は、そこだった。
「西住殿、私とエルヴィン殿が、偵察に行きます。」
「こう見えても、お互い視力は2.0だからな。任せろ。」
「なら私も行く。同じく、2.0だからな。」
「私もです。」
 こうして、優花里・エルヴィン組。麻子、そど子組で、偵察に出ることになった。

「配置、完了しました。」
「ふふふっ。出たら最後よ。徹底的に、叩きのめしてやるわ。まずはカーヴェーたんの榴弾砲をプレゼントよ。」
 ボルシチを食べながら、カチューシャは嬉しそうにする。
「口の周り、汚れてますよ。」
 ナプキンで、ノンナがカチューシャの周りを、丁寧にぬぐう。
「知ってるわよ。はあ、お腹一杯。」
「お腹すいてたんですね。だから、時間を上げたんですか?」
「カチューシャが、寛大だからよ。お寝すみ。時間が来たら起こして。」
 毛布にくるまったカチューシャに、ノンナが、もう一枚毛布を掛ける。
「Спи, младенец мой прекрасный,Баюшки−баю.Тихо смотрит месяц ясныйВ колыбель твою.Стану сказывать я сказки,Песенку спою;Ты ж дремли, закрывши глазки,Баюшки−баю.(おやすみ、私のかわいい赤ちゃん。ねんねん、おころりよ。輝くお月様が、静かに、あなたの揺りかごを覗いているわ。お話をしましょう。お歌を歌いましょう。目を閉じてお眠り。ねんねん、おころりよ。).」
 傍らで、ノンナがコサックの子守歌を歌う。

「「雪の進軍、氷を踏んで。どれが河やら、道さえ知れず。馬は斃れる、捨ててもおけず。ここは何処(いずく)ぞ 皆敵の国。ままよ大胆、一服やれば、頼み少なや、煙草が二本。」」
 日本の軍歌、「雪の進軍」を歌いながら、優花里とエルヴィンは、プラウダの布陣を確実に調べていた。

「あっちに、T−34−85。」
「85。」
「その横にJS−2。」
「JS−2。」
「で、その横に、85。」
「最初から、85、2両の間にJS−2があると言え。そど子。」
「それじゃ、曖昧でしょ!あと、反対側はJS−3の両側に、85。」
「JS−3と85。終了。戻るぞ。そど子。」
「私は、園みどり子よ!!」
 言い合いをしながらも、2人は偵察を終え、急いで戻る。

「大洗女子。どうするつもりなんでしょうね?入口は、完全に包囲されていますから、包囲網を破るにも、犠牲が…。」
 オレンジペコが、心配そうになる
「常識的にはね。でも、みほさんには、あまり常識が通用しないわ。戦理に適っていても、とんでもない策を使う人だから。」
 客観的には、大洗女子のピンチなのだが、ダージリンは、むしろ何かを、楽しみにしていた。
「同感。何か、企んでるわね。さて、何かしらね?」
 ケイも、みほが何をするか、楽しみにしていた。

「「そろりそろりと、頚締めかかる。どうせ生きては、還らぬ積り。」」
「偵察、終了しました。」
 優花里とエルヴィンが、戻る。
「こちらも、終わったぞ。」

「助かります。こんなに細かく。」
 偵察の結果、プラウダの布陣が、一目でわかった。
「皆さ〜ん。お食事の時間ですよ。」
 じゃがいもと鶏肉がたくさん入った、クリームシチューと、焼き立てのクロワッサン。水と、ココアが全員に行き渡る。

「暖か〜い。」
「生き返る〜。」
 寒い中での、暖かい食事は何よりのご馳走だった。
「やはり、正面の守りは、最も厚いな。」
 プラウダの布陣を見ながら、桃が呟く。
「KV−2にJS−2が3両。そして、フラッグ車のJS−3だものね。フラッグ車の守りは堅いけど、フラッグ車自体も防御力は堅いから。きついね。」
 柚子が不安げに、戦力配置を見る
「プラウダの左翼にJS−3がいるが、これは副隊長だろう。できるだけ早めに潰したいところだな。シャーマンの17ポンド砲なら、後方から撃破できるが、生易しい相手ではない。損害も覚悟する必要があるか。」
「そうですね。その代わり、T−34−85は撃破したいですね。奇襲でいきましょう。」
「奇襲って、どうやって?出口ないよ?」
 杏が、みほの言っていることが理解できずに、言う。
「なければ、作ればいいんですよ。」
 みほが指差した先には、KV−2の榴弾砲から発射された、榴弾でできた、大穴があった。

「時間です。返答は?」
 プラウダ高校の伝令が、再び来た。
「降伏はしません。最後まで戦い抜きます。隊長には、そうお伝えください。」
 みほは、毅然とした態度で、答えた。

「隊長。3時間経ちましたよ。」
「ん〜。降伏?」
「いえ。最後まで戦うそうです。」
「そう。なら、叩き潰してあげる。行くわよ。ノンナ。」
「はい。」
『なんなの、この嫌な感覚。』
 最初の伝令が行ってから、ノンナは言葉にはできない、嫌な感覚を覚えていた。
 3つに分かれた、大洗のチームは既に準備を済ませていた。

「これより、敵包囲網を撃破する、「びっくり巨人作戦」を開始します。パンツァー・フォー。」
「「榴弾装填完了。いつでもどうぞ。」」
 グリズリーチーム、ユキヒョウチームから、無線が入る。
「各チームは、隊形を崩さないでください。」
「「「はい。」」」
「撃て!」
 122mm加農砲BL−7から、榴弾が発射され、轟音と共に壁面に大穴が空く。
「各チーム、隊形を乱さない程度で、全速。敵の後方及び側面より、攻撃を開始してください。」
「了解。んじゃ、行くよ!」
 カメさんチームをリーダーとして、カモさんチームのスーパーパーシング、ラッコさんチームの、100mm砲を搭載したT−34−85、アヒルさんチームと、ウサギさんチームのM4A6 シャーマンが続く。
「左翼奇襲部隊、突撃!!」
 レオポンチームをリーダーとして、グリズリーチームのISU−152BM重突撃砲、スズメさんチーム、ペリカンさんチーム、ツバメさんチームのM4A6 シャーマンが続く。
「ミンクさん、カバさん、サイさん、ユキヒョウさん。準備は?」
「「「「いつでも!」」」」
 みほ率いるチームは、既にその牙をむこうとしていた。

「T−34−85補足しました。」
「OK。各車、敵戦車補足次第、砲撃。反撃の隙を与える必要ないよ。」
 カメさんチームのケーニヒス・ティーガーの88mm砲が、T−34−85の側面装甲に命中し、撃破する。
「この調子でね。西住ちゃんに、少しは楽させてあげないとね。」
 プラウダ高校の右翼も、体勢を立て直そうとするが、完全に袋の鼠になって、一斉砲撃で、壊滅する。

「私たちとグリズリーチームでJS−3を、残りは、T−34−85を。」
「「「「了解!」」」」

「ちょっと、何よこれ!?壁をぶちこわして来るなんて、非常識にも程があるじゃないの!KV−2。右翼を壊滅させたチームを止めて!」
 あまりにも型破りなみほの作戦に、カチューシャは驚きながらも、指示を出す。

「距離1400。各車、砲撃開始。」
 ユキヒョウ、カバ、両チームがKV−2を。
 サイ、ミンク両チームが、JS−2を。
 あんこうチームがJS−3を。
 それぞれ目標に捉えて、砲撃を開始する。
「隊形を崩さず、全速前進。敵両翼は他のチームに任せて、私達は、フラッグ車を撃破します。」
「「「「了解!」」」」

「各車、展開しつつ回避!急ぎなさい!!」
 しかし、鈍重なKV−2は回避できずに、車体正面装甲にまともに直撃を受けて撃破さ
れる。
 さらに、JS−2が1両撃破される。
 他の戦車は、どうにか回避した。

「くそっ!」
「もう少しでしたのに…。」
 エルヴィンと華が悔しがる。
「各車、砲撃を続行して下さい。」
「西住ちゃん。あたしらで、相手の側面に、攻撃しかけるよ。」
「お願いします。カメさんチーム達と連携しながら、前衛を半包囲します。」

「あら、まあ…。」
 ダージリンが、みほの作戦に呆然となる。
 何か、考えているとは思っていたが、完全にダージリンの予想外だった。
「凄い!こんな、エキサイトでクレイジーな戦い方、見たこともないわ!!」
 まさか、榴弾で壁を壊して出口を作って、プラウダ高校を逆包囲するとは、思っていなかったケイは、興奮していた。

「新鮮と言うか、何というか、こんなぶっ飛んだ戦術、初めて見たわ。」
 準決勝を見に来ていた亜美も、さすがに驚いた。
 どう切り抜けるか考えてはいたが、このような前代未聞の戦術を考えるとは思いもしなかったのである。

 ノンナ率いる左翼は、レオポンチーム達と、苦しい戦いを続けていた。T−34−85を1両撃破され、追い回される形になっていたのである。
「しつこい…。それにしても、あんな手を使うとは…。」
 カチューシャ同様、あまりにも型破りなみほの作戦に驚き、完全に主導権を握られていた。
「ランダム回避。砲手は、後方の敵戦車への攻撃を。」
 JS−3とT−34−85の砲塔が後方に旋回する。
「そう簡単に敗北はしない…。」
 スズメさんチームとペリカンさんチームのM4A6 シャーマンの17ポンド砲が、T−34−85の車体後面装甲に命中し、T−34−85は撃破された。
 その時、僅かに射線が通り、ノンナはJS−3の122mm砲を発射し、ペリカンさんチームのM4A6 シャーマンの側面に命中。撃破する。

「ペリカンチーム。行動不能。申し訳ありません。」
「怪我人は?」
「大丈夫です。全員無事です。」
 それを聞いて、みほは胸を撫で下ろす。
 キューポラから体を乗り出して、双眼鏡で左翼に奇襲をかけた、レオポンチームらの方を見る。
「JS−3だけ。ノンナさん。無理はしない方が、いいか。」
 今、JS−3の撃破に固執すると、却って、被害が増える可能性を考慮し、レオポンチームと無線で交信する。
「無理は、しなくていいです。あのJS−3の砲手の腕は、かなりの物です。回避を優先しながら、攻撃してください。」
「「「「了解!」」」」
「攻撃続行。フラッグ車の集団を、少しでも減らしてください。」
「んじゃ、こっちも側面から攻撃行くよ。」
 フラッグ車である、カメさんチームのケーニヒス・ティーガーを後方に配置して、カモさんチームのスーパーパーシングを先頭に、ラッコさんチームのT−34−85、アヒルさんチームのM4A6 シャーマンがパンツァーカイルを組み、ウサギさんチームのM4A6 シャーマンが、カメさんチームの護衛に付く。

「こっちも、一か八か!ノンナ、私たちは、フラッグ車を狙うわ。その時、側面を狙うチームの、ケーニヒス・ティーガーの改造車を狙って!そいつが、連中の要よ。そうすれば、形勢は逆転するわ!」
「解りました。このまま、逃げ回りつつ、あのケーニヒス・ティーガーを狙います。」

「撃て。」
 みほは、カチューシャ達に集中的に砲撃を、浴びせて、JS−2を撃破したが、ノンナのJS−3の動きに、不審なものを感じた。
 その時、カバさんチームがあんこうチームの右側面を、サイさんチームが後方を固め、ミンクさんチームは、あんこうチームの左側面に並ぶ。
「JS−3の事は気にするな。フラッグ車に集中してくれ。」
 エルヴィンが通信を入れる。
「後は、この周瑜が引き受ける。隊長は、敵フラッグ車だけに、専念してくれ。撃破するまで、指一本触れさせん!」
 周瑜の言葉に、みほは、両チームが何をしようとしているかを、悟った。
「感謝します。華さん。フラッグ車だけに、集中してください。優花里さん。私も手伝います。装填を急ぎましょう。」
「解りました。」
「はい。」

「頼むぞ。周瑜。」
「解っている。義経。いいな。」
「承知。」
 短い会話だったが、両チームは何をするかを決めた。

「まずは、壁を崩す…。」
 レティクルに映る、カバさんチームのIV号中戦車/70(A)の車体側面に狙いを定めて、122mm砲を発射する。
 距離は1300と離れているが、JS−3の122mm砲は、傾斜を30度つけた装甲を、この距離でも116mmまでであれば、充分貫通することができる。
 IV号中戦車/70(A)の車体側面の装甲は、傾斜角30度で40mm。
 カバさんチームは、戦闘不能になる。
 だが、ノンナはサイさんチームの事を見落としていた。
 大洗女子学園の、IV号中戦車/70(A)は砲身がなかったので、ヤークトパンターの71口径88mm対戦車砲PaK43/3を搭載している。
 1300mで、傾斜を30度つけた、144mmの装甲を貫通可能である。
 この時、ノンナが搭乗するJS−3は砲塔を旋回させていたので、正面ではなく、側面を向けていた。
 40度の傾斜をつけた60mmの装甲。
 撃破は、充分可能であった。
「喰らえ!!」
 義経が88mm砲を、発射する。
JS−3の車体側面装甲に命中して、行動不能にする。
「頼むぞ。隊長。」

「捉えました。」
 フラッグ車である、カチューシャのJS−3を目標にとらえて、華は精神を集中させる。
「装填完了。」
「華さん。お願いします。」
「はい。」
 華が、引き金を引く。
 発射された88mm砲は、JS−3の車体後面装甲に、命中する。

「試合終了。大洗女子学園の勝利。」
 大洗女子学園の勝利を伝える、アナウンスが響く。

「やりました!決勝進出ですよ!西住殿!」
「うん。皆で勝ち取った。決勝進出だね。」
 みほは、にっこり笑う。

「一同、礼。」
「「ありがとうございました。」」
「よくやったぞ!大洗女子!」
「このまま、一気に優勝まで突っ走れ!!」

「凄い拍手。」
「次は、決勝!初出場でだよ!」
 周囲の反応に華は驚き、沙織は初出場で、並み居る強豪を撃破して、決勝に進出できたことに改めて、喜びを爆発させていた。
「さすが、西住ちゃん!このまま、優勝も戴きだね。作戦立案と指揮は、任せたよ。」
 杏が、後ろから抱きついてくる。
「頼むぞ。西住。お前が、このチームの要だからな。」
 桃は笑みを浮かべながら、みほに話しかける。
「みんな、あなたを信頼してるわ。当然、私たちも。」
 柚子がほほ笑む。

「せっかく包囲網を完成させたのに、外側から崩されるとは思わなかったわ。しかも、あんな方法で。」
 カチューシャを肩車した、ノンナが歩いてくる。
「一番、最適な方法があれでしたから。包囲網の中に飛び込んで。戦力を正面に集中する手もありましたけどね。」
「そうね。それだったら、少しは経過違ってたわね。でも…。まあ、いいわ。ノンナ。」
「はい。」
 下におろしてもらったカチューシャは、みほに手を差し出す。
 微笑みながら、みほは握手をする。
「決勝戦。見に行くわ。あなたたちは、私たちに勝ったのよ?あなた以外、初心者しかいなかったのに。それって、すごい事なんだから。いい?決勝戦でも、それを忘れないでね。がっかりさせるような戦いしたら、承知しないわよ!!」
「はい。」
 カチューシャなりの激励だという事を理解して、みほは嬉しそうに返事をした。

「大洗女子が、決勝にコマを進めた。周囲にしてみれば、大番狂わせですね。」
「こんな言葉を知ってる?意志があれば道は見つかる。」
「その道をチームメイトと共に、みほさんは歩いたんですね。」
 返答の代わりに、ダージリンは、オレンジペコに微笑みながら頷く
「そういう事ね。今度は、そっちの番か。ダージリン。どう?勝算は。」
「ケイさん。こんな言葉があるのよ。未来を予言する一番良い方法はそれを作ること。だから、作るの。黒森峰に勝つという未来をね。」
『あんたが、そんなこと言うの初めて聞いたわ。ダージリン。』
 微笑みながら、ケイはダージリンを見る。

「やはり、来た。決勝に。しかも一戦ごとに、皆、力を増して結束も固くなっている。次の試合、決勝のつもりで戦う。向こうも、そのつもりだ。」
「はい。」
 まほは、聖グロリアーナ戦に向けて、気を引き締めていた。

後書き
仕事が見つかって、今までどおりには執筆はできなくなり、久方ぶりの更新です。
アニメのプラウダ戦を見て、あの建物に入った事を、逆に利用できないかなと考えたのが、「びっくり巨人作戦」です。
イメージとしては、巨人が建物を内部から崩して、外に出るという感じです。
せっかく榴弾がありますから、活用しないともったいないですしね。
それに、こんなネジが外れた作戦を立案する指揮官も、いないでしょう(笑)。
作戦のネーミングセンスも、いいとは言えませんし(爆笑)。
いよいよ、次は準決勝第二試合。
みほとの再戦を決意しているダージリン率いる聖グロリアーナ女学院か、11連覇とみほを連れ戻す事を決意しているまほ率いる、王者黒森峰女学院か。
勝利の女神は、どちらに微笑むでしょうか。








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