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zoom RSS IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第32話 降り立つ白銀 <後編>

<<   作成日時 : 2012/12/15 23:16   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

「文化祭が始まれば、生徒会も仕事から解放されるんだな。」
「はい。もっとも、終わった後は、準備みたいに大変ですけど。」
「そりゃそうだな。受験勉強、大丈夫か?解らないことは、メールで伝えてくれ。出来る限り早く、返答するから。」
 中学時代も、こんなかんじだったな。文化祭。
 ま、IS学園が、それだけ特殊だって事か。
 何しろ、時限爆弾解除タイムを競うなんてのを、出し物にしていたクラスもあった。
 どう考えても、普通の文化祭の出し物じゃない。
 つうか、考えたの誰だったんだ?
 実際に爆発するわけじゃないから、許可したけど、これ以上エスカレートするようなら、来年は許可できないな。
「蘭のクラスって、どういう出し物やってるんだ?」
「あ、はい。クレープ屋です。こういうのって、クレープの生地って、焼くのにコツがいりますから、調理する人間が限られるので、せめてジュースを入れるくらいはって、みんな思って、クジ引きになったんですけど、私、物の見事にはずれクジ引いちゃって…。」
 そういや、蘭はクジとか福引に関しては、あんまり運がある方じゃないからな。
 そういうのは、蘭たちのお母さんの蓮さんの出番になる。
 弾は、全般的に運はあまりいい方じゃない。
 まあ、そんなに悪くないだけ、いいけどな。
「ちょうどいいから、よっていかないか?蘭のクラス。」
「はい!」
 やっぱり、女の子は甘い物好きか、箒たちも結構甘い物好きだからな。

『一夏さんと、自分のクラスのクレープ屋さんに、みんな、私たちをどう見るかな…?』
 政府の規制がある程度緩んで、一夏はテレビや雑誌等から、山のようにオファーが来ているが、訓練の指導、自らの鍛錬と研究の為に、全てを費やし、興味を持たない性格であるのも加わって、一切メディアに顔が出ることはない。
 IS学園の特殊性から、交友関係も学園の外では中学時代に親友だった弾と五反田家以外ではほとんどない。
 その一夏が、自分たちの学校の文化祭に来ているのだから、見た瞬間、夢でも見ているのかと思い、次の瞬間、美少年である一夏に見惚れて、蘭と腕を組みながら楽しそうに話しているのを見て、心底羨ましそうにする。

「一夏さん、最近、お菓子作ったりするんですか?」
「あんまり作ってないな。忙しいし。生徒会の書類の決裁が、なかなか大変でさ。」
 ほんと、生徒会の仕事してると、サラリーマンの予行演習しているように感じるぜ。
 卒業して、就職しても、やっていけるような感じがしなくもない。
 ま、今は、自分を磨くことを考えないとな。
 うん?
「蘭、ちょっといいか?」
 俺はティッシュを取り出して、蘭の口の横についていたクリームを拭く。
「「「「ああ〜っ!!」」」」
 な、何だ?びっくりした。
 なんか、羨ましそうな顔してるけど、何が羨ましかったんだ?
 よく解らん。
「大丈夫か?蘭。顔、真っ赤だぞ。」
「あ、はい。大丈夫です。」
 まあ、さっきクリーム拭いた時、熱っぽい感じはしなかったから、多分、大丈夫だと思うけど、もし風邪だったら、早く治せよ。

『ど、どうしよう。一夏さんが、私の口の横のクリーム拭いてくれた…。』
 今まで、頭をなでられたりしたことはあったが、クリームを拭くときのように顔が近づいたことは一度もなかった。
『一夏さんの指、私の口元に…。』
 ティッシュ越しに、一夏の手のぬくもりを感じて、蘭の心拍数は急上昇していた。
『だ、大丈夫だよね…。唇荒れてないし、薄くだけど、ピンクのリップクリーム塗ってきてるし。』
 本来ならば、色つきのリップクリームを使うのは校則違反だが、蘭はさりげなく塗っていた。
『一夏さんの唇…。』
 少し、勇気が出れば、そこに自分の唇を重ねることができる。
 さっき、一夏が蘭の口元のクリームを拭いていた時に、クラスメイト達が大声を出していたが、どれだけ羨ましかったか、蘭はよく解っていた。
「さて、そろそろ、行くか。」
「そうですね。」
 その時、コアネットワークに通信が入った。

 何だ。コアネットワークに通信?
 しかもテキスト?
 まあ、いいか。
 俺は内容を知って、心に緊張が走った。
 コード249発令の可能性あり。
 これが出るって可能性があるってことは、亡国企業が何かやらかしてくるのか?
 しかも、市街地で。
 他の場所を回りながら、俺は表情に出さずに、心構えはしていた。

「もうすぐ、一般参加の方々は、お帰りの時間です。各クラスの生徒たちは、片付けに入ってください。」
 終わったか。
 取り越し苦労かな。
「蘭、今日はありがとな。楽しかったぜ。蓮さんによろしくな。」
「私も、一緒に回れて、楽しかったです。」
 俺と回れて、楽しいのか?
 まあ、楽しいんなら、いいんだけどな。

「ねえ!何か来る。」
 生徒の一人が、目処の外を見る。
『ハイパーセンサー稼働。情報を網膜投影。』
 映った情報は、一夏にとって来てほしくなかった物だった。
『あいつら!こんな所で、仕掛けてきたのかよ!!』
 一夏は心の中で、舌打ちした。
「織斑さん!織斑さん!いらっしゃいますか!?正体不明のISが…。」
 来た時にあった、学年主任の先生が俺を探しに来て、見つけると慌てたように近寄ってくる。
「落ち着いてください。まだ、距離があります。この学園で、避難場所に使えそうな所は?」
 パニック寸前の先生を落ち着かせて、念のために避難してもらうために使えそうな所を聞く。
「一番大きな礼拝堂なら。ちょうど、一般客の方々も、今は、当初の3分の1程度ですから、全校生徒と足しても大丈夫です。」
 よし。あったか。
 ここに来た時に見たけど、かなりしっかりした作りみたいだったから、大丈夫だろう。
「では、そこに避難を。くれぐれも落ち着いてお願いします。蘭、生徒会のメンバーを集めて、先生のサポート頼む。」
「はい!」
 すぐに生徒会会長の顔に戻るが、不安そうな表情は隠せない。
 無理もないか、ISは男尊女卑の風潮を、いっぺんに変えたほどの強力な兵器だからな。
「大丈夫だ。ここには、蘭の学校には、指一本、触れさせない。こう見えても、俺は、IS学園最強だぞ。国家代表や現役のテストパイロットにも、勝てるぐらいだぜ。だから、大丈夫だ。避難してもらうのは、あくまで、念の為だ。用心に越したことはないからな。」
 俺は、蘭の肩にそっと手を置いて、安心するように言う。
「はい…。」
 う〜ん、やっぱり、不安か。どうしたもんかな…。
 どうもこういうのには、疎いなあ…。俺…。
 こうなったら、破れかぶれだ!
 俺は、蘭を優しく抱きしめる。
「守ってみせる。学園も、蘭の友達も先生も。何より、蘭を…。だから、大丈夫だ。落ち着いて、避難してくれ。いいな。」
「はい…。」
 どうやら、大丈夫みたいだな。
「じゃあ、先生。避難誘導、お願いします。」
「解りました。どうか、生徒たちを守ってくださいませ。」
「誓って、必ず…。」
 そうさ。俺は、大切な人たちを守るために、今まで厳しい鍛錬を積んで、自分を磨いてきたんだ。
 今までも。そして、これからも。
 ここで、蘭たちを守れなかったら、俺は自分に嘘をつくことになる。
 絶対に守ってみせる…!
 その時、コード249。
 IS委員会から、各国の国家代表や候補、専用機持ちに直接来る依頼で、最も緊急を要するものだ。
 内容は、「正体不明のISが接近中につき、これを撃破されたし。」
 お墨付きが来たんだ。撃破させてもらうぜ。
「じゃあ、行きます。」
「神のご加護を…。」
 いきなりだったのでびっくりしたけど、嬉しいかな。こういうの。
「ありがとうございます。その祈りは、どうか生徒さんたちと先生達の為に…。では。」
 窓を開けて、部分展開してから外に出る。
「来い!白式!」
 
 時は満ちました。
 あなたに、新たな剣と甲冑を。

 この声、臨海学校で…。

「ボーデヴィッヒさん、更識さん、布仏本音さん、虚さん、織斑君に、コード249が届きました。現在交戦中。」
 学園のオペレーションルームで、千冬と真耶を始めとする教師陣は状況の把握に努めていた。
「場合によったら、他の代表候補達にも行ってもらう。緊急用カタパルトの展開準備を。」
 基本的にISを軍事で使用することは禁止されているが、万が一という時に備えて、政府もしくは委員会から命令や要請、許可が出れば、訓練機に搭乗した教官や代表候補達を向かわせる。
 その為に、IS学園には設立当初から、緊急用のカタパルトが設置されていた。
「既に済んでいます。」
 最悪の状況を想定して、真耶はすでに準備を終えていた。
「これは…。」
「どうした?」
 手元のモニターを見る真耶の尋常ではない雰囲気を感じ、千冬が尋ねる。
「白式に、エネルギー変性を確認。臨海学校の時と、「ほぼ同じパターンです。」
「何!?」

 BYAKUSHIKI THIRD FORM
 “SHIROGANE”

「白式第三形態、白銀…。」
 真耶はディスプレイの表示を読み上げて、黙り込んだ。
 ISの進化は、今まで第二形態までしか確認されていない。
 白式で、初めて第三形態への形態移行がなされたのである。

 なんか、前より、ずっと動きがいいな。
 って、これって神翼じゃないか。
 経験として取り込んだのか。
 こういう風に、なるとはなあ。
 でも、スペックは上がっていても、エネルギー消費量は変わってない。
 何かほっとしたな。
 じゃあ、蘭たちを安心させるためにも、さっさと片付けるか。
 十中八九、ゴーレムシリーズの新型だろう。
 従来のISに近いフォルムで、腕部には内臓式の単装大出力荷電粒子ビーム砲。
 背部には、ミサイルポッド。
 肩には、拡散式らしい粒子ビーム砲が装備されている。
 マニピュレータは猛獣の爪のように鋭い。
 これ自体が、白兵戦用の兵装なんだろう。
 これが3機。
 俺は、参型から進化した雪片肆型を両手に、迎撃する。
 まず、左から大出力荷電粒子ビーム砲を発射しようとするゴーレムシリーズの腕を、白式の腕部に装備されている大出力荷電粒子ビーム砲で破壊する。
 以前に比べて、チャージ時間が短くなり、威力も増している。
 いったん後退しようとするが、式神で包囲して集中砲火を浴びせる。
 まず1機。
 正面の1機が全ての荷電粒子ビーム砲を、発射する。
 肩の奴は、収束も可能なのか。
 何はともあれ、ガードだな。
 荷電粒子砲の近くにある、装甲が展開して、零落白夜を応用したシールドが発生し無効化する。
 俺は、そのまま、懐に飛び込んで他の部分の装甲を展開して、内蔵されているブレードで、一気に両断する。
 腕部多機能兵装システム「白銀」。
 多分、雪羅がベースだな。
 今までの運用データを基に改良されて、荷電粒子ビーム砲、クローから変更になったブレード、シールドシステムがそれぞれ独立しているから、前よりずっと使い勝手がいい。
 さらに実弾兵器として、超高初速レールガンが2門装備されている。
 うわ、第二陣かよ。
 こういう時は、これだな。
 ウィングスラスターに装備された、全方位ホーミングレーザー「流星」を一斉に発射する。
 形態移行で出力がアップしていたのか、一撃で穴だらけになり全滅した。
 俺がいうのもなんだが、強いな。
 って、まだ来るのかよ…。
 くそ、こうなったら、白光を使うか。
 性能が大幅に向上したハイパーセンサーで索敵をすると、他に敵影はない。
 だが、白光を使おうとした時、ハイパーセンサーが情報を表示する。
 
 ワンオフアビリティ:超高機動戦闘形態、光皇発動準備完了。

 白光の発展版かな?
 まあいい。使ってみればわかる。
 さらに、おれは雪片の新たな機能を試す。
 それぞれの展開機構が稼働して合体して、一振りの大剣になる。
 「十拳剣」
 雪片を合体させることにより、各種モードの威力を大幅に向上させることができる。
 でかいので、扱いがちょっと面倒だけどな。
 じゃあ、行くか。

「すごいですね…。第二形態の時も凄かったですけど、あらゆる面で、今までの白式を大きく上回っています…。」
 展開装甲が展開され、機体のフォルムがより空力的に洗練されただけでなく、非常にシャープな感じを与える。
 新たなワンオフアビリティ。
 第二形態時に、展開装甲を全て機動性向上に回し、イグニッションブースと併用することで機動性が爆発的に向上するモード、「白光」。
 それが、さらに爆発的な進化を遂げた、超高機動戦闘形態「光皇」
 それを発動させ、超高機動戦闘を繰り広げる白式を見て、真耶は呆然とする。
 世界でたった2機しかない第四世代ISの内の1機。
 それが、2回の形態移行を経た結果、第四世代のカテゴリーに当てはめていいのか、疑問が生じる程の、恐ろしく高性能なISになっている。
 千冬はポーカーフェイスだが、心中穏やかでなかった。
 今の白式に性能において勝るISは、恐らくないだろう。
 だとすれば、一夏を巡る各国の争いは、一層激しさを増す。
 何としてでも、自国の所属にしようと、各国は陰謀を巡らすに違いない。
 千冬はそう考えていた。
『いろいろと、先手を打つ必要があるな。』
 最後の1機を破壊するのを見ながら、千冬は今後の方針を考え始める。

「うん。そう。蓮さんが是非にって。だから、夕飯はこっちでご馳走になっていくから。解ってる。できるだけ早く帰るから。解った。代わる。すいません、千冬姉が、お話ししたいって。」
 あの後、先生たちや蘭たち生徒会のメンバーや他の女の子たちから、何度も礼を言われた。
 俺は、自分への誓いを守っただけなんだけどな。
 でも、守れてよかったと、しみじみ思う。
 誰も、傷つかないで、済んだしな。
「今日は、蘭を守ってくれてありがとうよ。遠慮せずに食ってけ。」
 俺の前には、大きなエビフライやトンカツがたっぷり盛り付けられた、フライの盛り合わせが置かれた。
 厳さん。蘭に甘いからなあ。
 にしても、凄えご馳走。
 今日は、初めて第三形態になった白式の新しいワンオフアビリティ使って、結構疲れたからな。
 正直、腹ペコだ。
 んじゃ、いただきます。
 うん。旨い!

「織斑君からですか?」
「ああ。中学時代からの友人の妹の、文化祭に招待されていて、そこに亡国企業の連中が攻め込んできてな。慌てふためく教師を落ち着かせて、避難誘導をさせてから、連中のゴーレムシリーズの新型を撃破した。そういう事だ。」
「それって、そこの学校の生徒さんたちも、守ったっていう事ですよね。ああ、さっきの聖マリアンヌ学園の先生からのお電話が、そうだったんですね。」
「そういう事だ。」
 一夏を含む、全員の報告書は既に届いていたので、それを踏まえて、千冬は委員会への報告書を作成していた。
「それにしても、織斑君、また、腕を上げましたね。あの光皇というワンオフアビリティ、そう簡単に、使えるもんじゃありませんよ。」
「週末は、私が稽古につき合ってやっているからな。それなりに伸びて当たり前だ。」
 当然のような表情で言う千冬を見て、くすりと笑う真耶だったが、同時に教え子の一夏を、とても誇らしく思っていた。

 一夏が帰った後、蘭はなかなか寝付けなかった。
『一夏さん、優しく抱きしめてくれた…。』
 必ず守ることを約束すると言われても、突然の事態で不安が拭い去れなかった蘭を、一夏は安心させようと、優しく抱きしめた。
「暖かったな…。」
 体に残っている温もりを確かめるように、自分の体を抱きしめる。
『守ってみせる。学園も、蘭の友達も先生も。何より、蘭を…。』
 想いを寄せる少年の強い決意を込めた言葉が、これ以上なく甘く響いた。
 まだ、耳に残り、消えようとしない。
『やっぱり私、一夏さんが好き…。大好き…。』
 実力テストで、筆記試験は問題ないという結果だった。
 後は実技。
 これに関しては、操縦に関する様々な理論や実際に操縦する際のコツを、一夏からいろいろ教わっている。
『でも、ライバル多いしなあ…。』
 IS学園の文化祭に行った時に出会った、各国の最新鋭機を持つ代表候補。
 倍率1万倍を超えるIS学園の中でも、エリート中のエリート。
 そして、それぞれが魅力的な美少女である。
 まさに、名家の令嬢といえる美しさを持つ、セシリア。
 雑誌のモデルの様だが、人当たりがよく、暖かい印象を与えるシャルロット。
 恋のライバルとはいえ、ひまわりのような明るさがチャームポイントの鈴。
 現役の軍人らしい厳しさを持ちながらも、白い肌と銀色の髪が神秘的な印象を与えるラウラ。
 絵に描いたような大和撫子といった美貌と、抜群のプロポーションを持つ箒。
 箒と同じく、大和撫子といえる美貌の持ち主だが、非常に親しみやすく、笑顔が魅力的な玲子。
 知的だが、鋭さは感じさせず、一夏にだけ見せる笑顔が、非常に魅力的な簪。
 全員が、一夏に想いを寄せている。
 しかも、全員が、モデル級の美少女。
『大丈夫かなあ。私で…。』
 蘭も十分美少女だが、セシリア達を見ると、どうしても不安になってしまう。
 一夏が恋心に鈍いのは、蘭もよく知っているとはいえ、自分が入学するまでに誰かと恋人同士になったら…。
 その不安を、体に残る一夏の温もりで打ち消し、眠り始めた。

「ふう。ちょっと一休みと。」
 俺は冷蔵庫から、コーラを取り出して一口飲んだ。
 空中投影式ディスプレイには、第三形態移行後の、白式のデータが表示されている。
 雪羅の時もそうだけど、とにかくスペックの向上が著しい。
 キャノンボール・ファストの際に開発した、極光のデータを白式がここまで吸収していたとは思わなかった。
 ある程度、機動性の向上の参考にするとは思っていたけど、ここまでくると目が点になる。
 雪羅は改良されて白銀になった。
荷電粒子砲は、エネルギー消費率をそのままに、チャージサイクルが短くなって、威力も増している。
一番の特徴は、砲撃、近接戦闘、防御の全ての機能を持ちながらも、荷電粒子砲やブレードといった攻撃の機能と防御の機能を併用できることだ。
雪羅は切り替える際がタイムロスになっていて、そこが弱点になっていたが、白銀にはそれがない。
 さらに、両腕に装備されているので、白式の砲撃性能も大きく向上している。
 雪片も肆型に進化して、合体することにより強力な近接戦闘兵装十拳剣になる。
 大きく重いので、取り回しは難しいが、大太刀の稽古の経験が役に立つから、問題にはならない。
 そして、新しいワンオフアビリティ、超高機動戦闘能力光皇。
 白光を遥かに上回る、高機動戦闘が可能になる。
 その分、エネルギー消費量も膨大だから、運用については研究が必要だな。
 それにしても、この異常なまでの自己進化能力には、言葉が出ない。
 既存のISで、ここまで物凄い進化を遂げたISは多分ないだろう。
 天照の影響か?
 とにかく、白式は、色々、謎が多すぎる。
 そう思いながら、白式の待機状態を見る。
 剣と盾を持った天使が彫られた、宝飾品に近いシルバーゴールドのガントレット。
 形態移行後に、待機状態の形態まで変わった。
 機体のエネルギー消費の最適化の研究は、続けるつもりだったが、他にも研究することが増えたな。やれやれ。

後書き
序盤の展開は、もう甘々。
一夏の事が大好きなのに、どうにも報われない蘭にいい思いをさせてあげようと、スイートな展開にしました。
しかし、それだけでいかないのが、世の常。
遂に、スコール達の懸念が具体化します。
ここで、蘭たちを守れるのは、一夏のみ。
守る為に。
その為に、日々厳しい鍛錬を、自らに課してきた一夏。
その意思に応えるが如く、白式は新たな姿を見せます。
見事に守れましたが、千冬たちにとっては大きな懸念事項。
国家という物は、国益の為なら、悪魔ですら反吐が出る事を、平気でやります。
一夏は一夏で、第三形態となった白式の運用で、頭が痛い。
そして、ゴーレムシリーズに関わっている人間の事が、話だけですが出てきました。
これが、物語にどんな影響を与えるでしょうか?





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