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zoom RSS IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第13話 雪羅顕現<後編>

<<   作成日時 : 2011/09/17 20:40   >>

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「輸送艦群は?」
「睨みあいです。向こうも、動こうとしません。」
 司令部では、千冬が戦況を見て考え込んでいた。
 輸送艦群は無事だが、一夏達は連続戦闘でエネルギーが厳しくなっており、特に、紅椿は展開装甲が使用不能なほどに、エネルギーが底を尽きかけている。
 白式も、イグニッション・ブーストは、あと2回しか使えない。
「これは…。」
「どうした?」
 真耶がデータを分析する。
「白式に、エネルギー変性を確認。」
「何だと?」

『駄目だ。間に合わない。折角、一夏を助けられると思ったのに…。』
 ケラウネスが、箒に向かって発射される。
 だが、今の紅椿では回避に必要なスピードを生み出すエネルギーが、残っていない。
「一夏…。」
 箒は諦めて目を閉じた。
 しかし、箒はケラウネスの餌食にならずに、逆に、テュランノスは大出力の荷電粒子砲で、ケラウネスと右肩部の装甲を吹き飛ばされていた。
 目を開いた箒が見たのは、著しくフォルムが変わった白式を纏った、一夏だった。
 背部のウィングスラスターは、大型になり4基に数が増えている。
 左腕は右腕に比べて、大型になっている。
 装甲形状も変化しており、空力的に洗練されている。
「間に合ったな。箒。」
 ほっとしたように、一夏は、笑いかけた。
「じゃあ、そろそろ終わらせるぜ。エネルギーも、回復したしな。」
 右手の雪片参型は、封月がモードに加わっていた。

 BYAKUSHIKI SECOND FORM
 “SETSURA”

「白式第二形態、雪羅…。」
 テュランノスとの戦闘を再開した、一夏の戦いを見ながら、真耶と千冬はディスプレイに表示された白式のデータに目を通す。
 4基のウィングスラスターは、まだテュランノスには及ばないものの、著しく向上した機動性を白式に与えている。
 特に特徴的なのが、大型化した左腕だ。
「多機能武装腕「雪羅」。これって…。織斑先生。」
「なかなか、面白い物を白式は作ったな。」
 千冬が、微かに笑みを浮かべる。

「くそっ!!」
 白式の右腕に内蔵された、小口径レールガンの攻撃を受けながら、ケラウネスの予備を実体化させる。
「くらいなさい!」
 ケラウネスが発射される。
 その時、雪羅の一部が展開し、エネルギーシールドらしきものが展開され、防がれるというより、ケラウネスが消滅した。
「なっ!?」
 驚いていると、一夏がケラウネスを再び破壊する。
 展開が解除されると、今度は、雪羅の指先にエネルギークローが形成され、シールドを無視して、装甲を斬り裂く。
 多機能武装腕「雪羅」。
 状況に応じて、射撃、防御、格闘に対応する、展開装甲の技術を取り入れて、白式が作り上げた、新たな武装である。

「そんな。第二形態移行で、こんな兵装を作り上げた例は、今までありません。」
 過去にも第二形態移行で、ISが新しい兵装を作り上げた例は、少数あるが、ここまで高度な技術を必要とし、強力な兵装を作り上げた例はない。
 真耶が驚くのも無理はなかった。

『さっきのシールドと、あのエネルギークロー。間違いない。あれは零落白夜を応用した物…。』
 箒は、一夏とスノーの戦闘を見ながら、確信していた。
『なら、シールドエネルギーの消耗も早い。それに燃費も気になる。援護が必要に…。でも、今の私では、助けられない。』
 世界最新鋭の第四世代IS紅椿を専用機としながらも、一夏をろくに援護できない事が悔しかった。
『護りたい…。』
 箒は、切に願う。
『あの背中を…、護りたい…。』
 そう願った時、ハイパーセンサーが情報を表示する。

ワンオフアビリティ:エネルギー増幅能力、絢爛舞踏発動。

展開装甲とのエネルギーバイパス、接続。
エネルギー回復開始。

情報が表示された途端に、エネルギーが急速に回復する。

『私はまだ、戦えるのだな。』
 髪を留めているリボンを締め直しながら、箒は毅然とした眼差しになる。
「いくぞ!紅椿。」
 メインスラスターを吹かして、戦場に向かう。

「くそっ!何で、こんな!!」
 第二形態移行をした白式は、汎用性とさらなる高機動性、高い防御性能と攻撃力を手に入れた恐るべきISになっていた。
「これならば、どう!?」
 焦り、我を失いつつあるスノーは、教官部隊とにらみ合っていたゴーレムUを呼び戻し、レーザーを一斉発射させ、スノー自身は、ハープーンのキャニスターを2基呼び出して、一斉に発射させた。

 ハープーンか。
 キャニスターから発射させたとなると、艦載型を改造したな。
 それにしても、呆れるほどの拡張領域だな。
 アラスカ条約違反をしているのは、間違いない。
 理論上、拡張領域は無限とも言える容量を持たせる事も可能だが、条約では拡張領域には、リミッターを設け、本来の数分の一に抑える事が義務付けられている。
 それにしても、コースがまずすぎる。
 これだと、旅館にも直撃する。
 ラウラ達は連戦で、疲れている。
 援護はキツイだろう。
 俺がやるしかない。
 今の俺なら、それができる。

「な、何!?」
 レーザーもハープーンも、全て、一夏が展開した防御フィールド「沖都鏡」に阻まれていた。
「残念だったな。俺は目の前で、仲間や友達、それに家族。大切な人達を一人たりともやらせる気はねえよ!」
 一夏は鋭い目つきで、スノーを睨みつける。
「とりあえず、そのゴーレムシリーズとやらは、ご退場だな。」
 肩の装甲がスライドするとともに、背部の装甲が展開される。
「展開装甲!どうして?」
 白式は、紅椿しか実装されていないはずの展開装甲を背部に、実装していた。
「喰らえ!!」
 肩の装甲に隠されていた砲門から、エネルギー状の砲弾が発射される。
 ゴーレムUは、一斉に、散開するが、砲弾が突如炸裂して、小型の砲弾がゴーレム達を襲い、そして一斉に爆発した。
「まさか、シルバーベルを参考に…。」
 ナターシャが、呟く。
 特殊散弾砲「鳳仙花」。
 ナターシャの言葉通り、シルバーベルを参考に白式が作り上げた兵装である。
 そして、背部展開装甲から射出された8基のビット「式神」が、レーザーの集中砲火を浴びせて、ゴーレムUを撃破する。

「な、何ですか?あれは。さっきのフィールドにしても、白式の兵装開発能力は異常すぎます。」
 真耶は驚愕し、さすがに千冬も表情が厳しくなり始める。
「おそらく、先ほどのフィールドはAICを参考にした、広域防御フィールドだな。AICが物体の運動を停止する特徴をさらに攻撃的にして、質量兵器を破壊し、エネルギー兵器が衝突した際に生じる爆発に干渉して、食い止めているのだろう。」
「信じられないほどに、性能が強化されていますけど、悪かった燃費がさらに悪くなっています。かなり扱いづらいISになっていますね。」
 モニターに表示された白式のエネルギー残量は、既に厳しい状態だった。

 終らせるか。
 元々、悪かった燃費がさらに悪くなって、エネルギーの減りがさらに早くなっている。
 向こうの手札は無くなったみたいだから、後は純粋に一対一だ。
「一夏!手を…、手を差し出せ。」
 箒?
 何の事か解らないが、とにかく俺は手を差し出した。
 すると、とたんにシールドエネルギーも、稼働エネルギーもフルに回復する。
「一夏。終りにしよう。」
 箒が笑いかけてくる。
 サンキュ、箒。
 助かったぜ。
「一夏、さっさと片づけちゃいなさいよ。」
 鈴。
「さすがに僕たちは、そろそろきつくてね。」
 そうだな。連戦だったからな。
「一夏、最後はお前が止めをさせ。」
 ラウラ、そうさせてもらうよ。
「一夏さん。ここはやはり一夏さんに決着をつけてほしいですわ。」
 セシリア、ああ、任せておけ。
「一夏、さんざん好き勝手やってくれたんだから、代償はきちんと払わせないとね。」
 ナターシャさん、そうですね。
「一夏、最後はヒーローの必殺の一撃で、悪を倒すもんだぜ!」
 イーリ。
 皆が、俺の背中を押してくれている。
 それが、凄くうれしかった。
 じゃあ、行くか。
 俺は、背部に続き、脚部の展開装甲を展開し、イグニッション・ブーストでテュランノスに迫る。
 4基に増えて大型になった、ウィングスラスターと、背部と脚部の展開装甲を使用すれば、2分と短いが、最高速度と機動性は、桁違いに上がる。
 第二形態移行をした白式の、最後の切り札だ。

「行くぜ!!」
 俺は、テュランノスに一気に迫る。
「負けない!私は負けない!!」
 残っている全ての兵装で、攻撃してくるが、今の白式にはかすりもしない。
「これで終わりだ!」
 封月でテュランノスを強制停止状態にして、待機状態である月桂樹の冠を模ったエメラルドの指輪を指から抜く。
 やれやれ、やっと、終ったぜ。

「みな、ご苦労だったな。」
 司令部に帰ったら、千冬姉がそう言ってくれた。
 それから、IS委員会、公安部の外事課からも担当者が来て、テュランノスのパイロットを逮捕した。
 もっとも、薬の影響でボロボロなので、しばらくは厳重な監視の元、警察病院で回復させて、その後、裁判になるそうだ。

「でさ、結局、何だったわけ?」
「すいませんけど、お話しできないんです。理解して下さいまし。」
「シャルロット、ちょっとでいいから教えてよ。」
「ごめん、こればっかりは無理なんだ。」
「監視つきの生活を送りたければ、それでもいいがな。」
「あ、パスパス。それなら、聞かないでおく。」
 守秘義務がある為に、戦闘の事を話すわけには行かなかったので、セシリア達は、興味を持った生徒には話さなかった。
「ところで、織斑君は?」
「ま、ちょっと訳あり。」
 鈴の言葉に、その生徒は首を捻った。

「さて、もう、話さんわけにはいかないな。ここまで、派手にやってくれたんだ。」
 対防諜システムを三重に強化した司令部で、千冬は一夏と二人きりになっていた。
「それって、俺を狙っている連中の事ですか?
「そうだ。組織の名を亡国企業(ファントム・タスク)という。第二次世界大戦前から存在していると言われている。もっとも、結成の経緯も目的も、一切不明。インターポールや、ユーロポールの他にも、各国の様々な組織と合同で、調査しているが、皆目見当がつかん。ただ、はっきりしているのは、あのISもどき。ゴーレムシリーズといったか。そういった物を開発できるだけの技術力と資金力を持ち、ISの強奪も可能な組織力を持つ、もはや、テロ組織という言葉すら、生易しく聞こえる組織だという事。そして…。」
 千冬が、やや心配そうに、一夏を見る。
「一夏…、お前を狙っているという事だ。篠ノ之が転校する前に、お前を誘拐したのも奴らだ…。」
「そう…、ですか…。」
 ずっと気にかけていながらも、できれば触れたくなくなかった、かすかな記憶。
 一夏は、それがうずく感じがした。
「解るな?だからこそ、更識や布仏、ボーデヴィッヒがお前の護衛についている。」
「護衛か…。本当は護られるより、護る方に回りたいんだけどな…。」
 今は、一夏は自分の想像を超える重要人物になっている。
 故に、護衛がどうしても必要になる。
 理屈で解っていても、どうしても感情では納得できなかった。
「一夏…。気に入らんかもしれんが、受け入れてもらうぞ。何故、お前を狙うのか解らないからこそ、お前を護衛する必要があるのだからな。」
「解ってるよ。千冬姉…。」
 そう言って、一夏は司令部を出た。
 その後ろ姿を、千冬は、気遣わしげに見ていた。

 夕食の後、俺は白式のデータに目を通していた。
 何かしていないと、心が沈んで仕方がなかったからだ。
「燃費、悪すぎるぜ。これ…。」
 大幅に性能が向上したが、とにかく燃費が悪く、頭痛がしてきた。
 雪片参型の零落白夜、雪羅の零落白夜を利用したシールドに、エネルギークロー。
 ちなみに、弐型は雪羅に取り込まれていた。
 零落白夜関係の兵装は、弐型を取りこんで使用しているのか。
 これだけ、零落白夜が関係する兵装が揃うと、シールドエネルギーの消耗も半端じゃない。
 基本戦術から、考え直す必要がある。
 幸い、通常のエネルギーシールドや、物理シールドもあるし、クローもエネルギークローに、物理クローがあるから、多少は節約できる。
 小口径レールガンは、そのままでも主兵装になり得る。
 ただ、鳳仙花や式神、大出力荷電粒子砲は稼働とエネルギーを共有してるから、打ち過ぎれば、ガス欠になる。
 機動性は増したが、相当の大飯喰らいだから、エネルギー配分も相当考え直さないと駄目だ。
 2、3日、整備室に寝泊まりする覚悟で、セッティングをする必要が出てくるかもしれない。
 整備室をキープしておいて、本格的に検討が必要だな。
 俺は、学校のホームページを開いて、整備室の空きを探す。
 本当なら、のんびりしていただろうけど、今はそんな気にはなれない。こうして、頭を使っている方が、気が休まる。

「ふうん。絢爛舞踏が発動したか。でも、それだけじゃなあ…。」
 夜、宿から1時間ほど離れた崖で、束は昼間の戦闘の映像を見ていた。
「それにしても、白式は凄いね。作っておいて何だけど…。」
「第二形態移行で、ここまで進化するとは、お前でも予想できなかったか。」
 束のよく知る女性の声が、後に続いた。
「やっぱり来たんだね。ちーちゃん。」
「一夏に関係する事で、聞きたい事があったからな。来ざるを得んさ。」
 二人の間に、しばし沈黙が降りる。
「奇妙だと思っていたよ。どうして、厳重に保管されるISが、ごく普通の民間の倉庫にあったのかとな…。」
 沈黙を破ったのは、一夏がISを始めて起動させた時の事だった。
「で、ちーちゃんはどう思うのかな?」
「そうだな。ISの移送スケジュールにハッキングを掛けて、移送ミスを意図的に起こす。ゴールは一夏がバイトをする倉庫だ。事前に、その事を知ってな。」
 それを聞くと、束は小さく笑う。
「そんな事をして、どうするのかな?私は、面白いとは思わないなあ。」
「そうだろうな。だが、確認は取れるな。一夏がISを動かせるかどうかの…。」
 千冬の言葉に、束は何も言おうとしなかった。
「何故だ?ISを動かせるのが女性だけで、その結果の女尊男卑の風潮に嫌気でもさしたか?」
 それに対する束の否定の表現は、小さな笑いだった。
「私が、そんな人格者に見える?ただ、確認っていうのは、正解。亡国企業がいっくんを狙っている。でも、いっくんは丸腰。自らを守る鎧と武器が必要だと思わない?」
「知っていたのか?一夏が誘拐された経緯を。」
「知ったのは、初めて会って少ししてから、暇つぶしに世界で起きた事をざっと流し見していた時。いっくんの誘拐に関して知って、ちょっと調べたんだ。
私は、別に意図的に、女性しかISを動かせないようにした覚えはないよ。なら、ひょっとしたらと思って、いっくんの生体データで調べて見たら、可能性があった。だから、試してみたんだ。もっとも、あの適性の高さは完全に予想外だったけどね。」
 要するに、偶然が切っ掛けだった。
 ちょっとした気まぐれが、一夏の人生を変えたとも言える。

「では、次にいくか。白式とは、何だ?」
 千冬が最も訊く必要を感じていた事を、訊く。
「どうして、そんなこと聞くのかな?」
 初めて、束が千冬の方を向く。
「私は、今まで様々なISを見てきた。第二形態移行もな。だが、あれほど、様々な兵装を開発して、基本性能も飛躍的に高くなったISなど、見た事がない。あれはまさに、恐竜的な進化と言っていいだろうな。疑問を持たない方がおかしい。」
 束は、微かに笑みを浮かべる。
「答えは簡単。白式こそが、本来の第四世代ISだからだよ。」
「ほう。では、何故、紅椿も第四世代なのだ?」
「白式を作った時にね、理論は完璧で、機体も完成した。けれど、コアが稼働を拒否したんだよ。最終調整をしていた時はびっくりしたけどね。」
 肩をすくめて、束は答える。
「何故、そんな事が起きた?」
 千冬には、束の言っている事が理解できなかった。
「う〜ん、それが今でも解らないんだよね。コアとボディの相性かとも思ったんだけど、それは無かったし。最後の手段で、IS委員会のサーバーにハッキングを掛けて、登録されているISパイロットや軍の候補生、IS学園の学生のデータを使って稼働する確率を計算したけど、どれもゼロ。で、最後に、ひょっとしたらと思って、習志野で訓練中のいっくんのデータを使ってみたら、間違いなく稼働する事が解ったんだ。不思議な事もあると思ったよ。おまけに、ワンオフアビリティの発動もあるっていう計算結果が出たし。さすがに、私も目が点になったなあ。」
 千冬は黙って、束の話を聞いていた。
 普通ならば、ただの欠陥機になるだろうが、束が直接手掛けたとなると、他に理由が存在していると思えて仕方なかった。
「仮説を立てるとしたら、一つだけ、ないでもないんだよね。物凄く、突飛だけど。」
「それは?」
「白式のコアの深層意識が、いっくんを選んだ。ううん、望んだっていうべきかな。」
 束の答えは、確かに突飛だが、自己進化機能以外がブラックボックスとなっているので、そう言う事態も起きる可能性があるのかもしれない。
 千冬はそう考えた。
「しかし、何故だ?仮にお前の仮説が正しいとしても、コアがどうして特定の人間を望む?」
 千冬の意見も、もっともだった。
 ISの起動が、特定の人間以外に不可能などという事態は、千冬は訊いた事がなかった。
「もし、もしだよ。ISのコアの意識が以前のパイロットの意識と、知らない内にシンクロして、パイロットの願望を知って、コアを初期化してもそれが消えなかったとしたら?」
 束の言葉に千冬は、何かに気がついた感じがした。
「束。白式のコアは、どうやって調達した。新しく、お前が作ったのか?」
「他のISのコアを、私が初期化したやつだよ。紅椿は新しいコアだけど。じゃあ、ヒントを上げる。白式の読み方を変えてご覧。」
「びゃくしき、しろしき…。そういう事か。」
 コアNo.001 世界最初のIS「白騎士」。
 そのコアこそが、白式のコアであり、白騎士の搭乗者は公式には不明となっているが、千冬だった。

 白騎士が世に出たのは、10年前。
 海外の軍事コンピューターが一斉にハッキングされ、2341発のミサイルが日本に向けて発射されたが、突如現れた白騎士によって全弾迎撃されて、事無きを得た。
 これ以後、ISに対する関心が高まる事となる。

「あの時も、今も、ちーちゃんは変わってないからね。いっくんを護りたい。それが、ちーちゃんの最優先事項。だから、白式はいっくんを護るために、いっくん以外のパイロットを拒絶した。いっくんだけの鎧であり、剣であろうとした。これが、私の仮説。ま、確かめる手段はないから、さっぱり解らないんだ。」
「確かに、突飛だな。まるで、学生向けのファンタジー小説だ。で、白式こそが本当の第四世代と言ったが、特徴は何だ?第一形態から、ワンオフアビリティを発動。しかも、「暮桜」と同じ零落白夜だからではあるまい?」
「極限にまで高められた、自己進化能力。これで、パイロットに合わせた最適の進化を遂げさせる。それが、本来の私の目的。でも、白式がなぜ起動したのか解らなかったからね。展開装甲を実装した、即時万能機を表向きは第四世代にする事にして、雪片弐型でテストしたわけ。そして、白式がどれだけ自己進化するかを確かめるために、余計な兵装は搭載しないで、あえて、雪片弐型だけにしたんだよ。その方が、何が足りないかを白式が考えやすいと思ってね。」
「成程、それで、白式のあの異常としか言いようがない進化に、納得がいった。当初の白式は、進化のスタートラインに立っているような状態にして、今まで蓄積した記録の中から、有効と思われる武装を自らに取り込んだのか。物によっては形が変わっているがな。そして、経験如何によって、無限とも言える進化の可能性を持った。最初から、ほとんど何も持たない故にな。」
 雪羅の防御シールドは、イリュジオンのプロテクションリュミエールを、沖都鏡は、AICを、大出力荷電粒子砲は、本音の零式七型の荷電粒子砲「天雷」を、小口径レールガンは、ヘッジホッグを、式神はブルー・ティアーズを、鳳仙花はシルバーベルを参考に、白式が開発した事はすぐに察しがついた。
「だが、零落白夜については、まだ謎だな。」
 千冬の言葉を聞くと、束はまた小さく笑う。
「また、突飛な仮説になるけど、聞く気ある?」
「一応はな。」
「零落白夜は、暮桜から託された。暮桜もちーちゃんが使ったISだからね。深層意識が、ちーちゃんの願いを知らないわけがないよ。ISはコア・ネットワークで、情報をやり取りしている。暮桜がワンオフアビリティとして零落白夜を手に入れた時に、白騎士にその情報を渡した。いつか、いっくんがISを使うかもしれない。その時に、必要になるようにね。だから、白騎士もワンオフアビリティの情報を、大事に持っていたんじゃないかな?でないと、スラスターと展開装甲を全開にした時の、極超音速高機動に、いくら、いっくんでも、耐えきれないよ。コアは私達が思う以上に、色々な情報を持っているのかもしれないね。」
「少彦名神。世界初にして、パイロットの生体再生を行う、白騎士のワンオフアビリティ。成程、それなら、マニューバと同時に使用すれば、確かに可能だろうな。で、お前の仮説を、確かめる方法は?」
 千冬の問いに、束は黙って首を振った。
「ないなあ。そもそも、コア自体が自己進化する設定だから、いま白式のコアがどうなってるかは、徹底的に分解しないと、私にも解らないよ。」
 そう言いながら、ケースをエプロンドレスのポケットから出して、千冬に投げ渡す。
「いつか、ちーちゃんに必要になるよ。その時に、使って。いっくんにも必要になると思ったから、ISのあらゆる知識を伝えたんだから。いつか、白式を自分に合うように改修したり、自分に会ったISを作れるようにね。私は私のやり方で箒ちゃんを守るために、紅椿を作った。仮初の第四世代とも言えるISだけど、手は抜いてないよ。間違いなく、世界最新鋭のISだからね。で、今は、私専用のISを作ってる所。」
「お前専用の?」
 束にIS適性があるとは、千冬も初めて知った。
「とりあえず、適性はAだったからね。もっとも、私はスポーツや武術なんて全然やらないから、他のISとはインターフェースが、全然違うけどね。だから、しばらく、時間がかかる。それに、なぜ、いっくんを誘拐したのか。あのISモドキをどうやって作ったか。それに関しても、調べたいし。」
「そうか…。」
「うん。こんな人間だけど、私は箒ちゃんの姉だし、いっくんは弟みたいに思ってる。ちーちゃんは最高の親友。それに手を出すつもりみたいだから、私は、あの連中を許す気はないよ。じゃあ、行くね。何か解ったら。連絡する。」
 下の海から、ここに来る時に乗ってきた人参型の飛行艇に乗って、束は去っていく。

 やっぱりだ。
 白式には、他にもワンオフアビリティが、ある。
 かなり巧妙に、隠されてるけどな。
 気づけるのは、束さんクラスの天才か、束さんの直弟子の俺くらいか。
 生体再生システム「少彦名神」、自己進化機能「天照」。
 少彦名神は、展開装甲をイグニッション・ブーストと併用した時の、パイロットの保護に使用が可能か。
 成程。そうでもなければ、あの機動性についていけないもんな。
 解んないのが、天照だよな。
 元々、ISのコアには自己進化機能があるから、あえてこんなワンオフアビリティがある意味が解らない。
 どういう事だ?
 駄目だ。どこをどう調べても、答えが出ない。
今日は、これくらいにするか。とりあえず、学園に戻ったら訓練とデータ収集をして、機体の調整が待ってるし。
 俺は、端末の電源を切って、体を伸ばした。
「一夏。いるか?」
「ん?箒か。入れよ。」
 俺の答えを聞くと、箒が入って来る。
「す、すまん。調べ物の途中だったか?」
「いや、終ったところだ。で、どうしたんだ。」
 何やらそわそわしている箒に、用件を訊ねる。
「今日は、助けてもらったからな。礼ぐらい、言わねばならんだろう。」
「仲間同士助け合うのは、当たり前だろう。気にするなよ。」
 こういう所は、箒のいい所なんだけど、もうちょっと柔らかくなろうぜ。
 でないと、肩がこるだろう。
 そう思いながら、俺はある物を出した。
「これ。」
「ひ、ひょっとして…。」
「今日は7月7日だろう?誕生日、おめでとう。」
 そう、箒の誕生日は7月7日。
 七夕だ。
 昔も何かしらプレゼントを用意して、箒の願い事が叶いますようにって、笹に短冊を下げていたっけ。

『覚えていてくれた…。』
 箒の誕生日である7月7日は、七夕なので覚えやすい。
 だから、一夏が忘れる事はなかった。
「あ、開けるぞ…。」
「ああ、気にいってくれるといいけどな。」
 箒は、心臓の鼓動と手の震えを懸命に抑え込みながら、丁寧に包装紙をはがす。
 そして、箱を開ける。
 中に入っていたのは、浴衣に合いそうな、見事な蒔絵の櫛と簪だった。
 櫛は、普段髪を梳くのもある。
「夏に一度くらいは、祭りに行くだろう?その時に、使ってもらえればと思ってさ。」
『私を、女として意識してくれているのだろうか?でなければ…。』
 箒は、同年代の女子に比べると、しゃれっ気がない。
 あちこちを転々とさせられ、ろくに友人もできずにいた箒は、剣に打ちこんでばかりいた。
 スキンケア用品は最低限持っているが、化粧品や装飾具の類はほとんど持っていない。
「ありがとう。大事に使わせてもらう。」
「気にいってくれたみたいで、良かったよ。」
 一夏が、嬉しそうに笑顔になる。
 この笑顔を、自分だけの物に出来たら、どんなにいいだろうか。
 一夏は、えこひいきをするような性格ではない。
 それでも、そう思ってしまう。
 箒も恋をする16歳の少女だ。
 そう思っても、おかしくない。
『よ、よし、ならば、せめて…。』
 勇気を振り絞って、少しずつ、少しずつ、近寄り、そして、顔を近づける
『よし、このまま…。』

「そこまでですわ!箒さん!!」
 セシリアが、襖を開ける。
「箒!何、抜け駆けしようとしてるのよ!!」
 鈴が、ずかずかと入って来る。
「酷いよ!一夏!!僕だって、ファーストキスは、一夏が寝ている時にそっとだったんだよ!こういうシチュエーションは、一度もなかったのに!!」
 シャルロットが、涙目で一夏に迫る。
「箒、人の嫁に手を出すとは、いい度胸だな。表に出ろ!勝負だ!!」
 ラウラが、サバイバルナイフを抜く。

「お前たちは、静かにすることすらできんのか!!」
 宿に戻った、千冬の雷が落ちる。
「織斑、騒動を起こすなと何度言えば分かる!?」
「す、すいません。」
「女子は、私の部屋に来るように。」
 まるで、逮捕された犯罪者のように、隣の千冬達の部屋に連行される。

「そう固くなるな。楽にしろ。」
 そう言って、千冬は冷蔵庫から缶ビールを出して、一気に飲み干す。
「ん?どうした。」
 次の缶ビールに手を伸ばしながら、箒達を見まわす。
「い、いえ。何か、意外だなって。」
「先生は、規則に厳しくていらっしゃいますし。」
 シャルロットとセシリアが言うと、鈴がしきりに頷く。
「私とて、人間だ。偶には羽目も外すさ。さて、お前ら、どうして一夏を好きになったんだ?」
 そう訊かれた途端、全員の顔が真っ赤になる。

「わ、私にとって、一夏は父と並んで目標でした。隣に立ちたい。その思いがずっと私の心の中に…。」
 箒は大切な思い出が詰まっている胸に、手を当てる。
「ふむ、なるほど。だが、あいつは隣いるだけでは、どうこう思わんぞ。」
 次に、鈴の方を向く。
「私は、転校してからの仲ですし、それに、その、毎日、手料理を食べてもらうんだって、小学生のころから決めていました。」
「もっと、ストレートに言わんとあいつには、通じんぞ。」
「そうなんですよね…、ホント、鈍いから…。」
 鈴が、しゅんとなる。
「一夏さんは、初めて出会って見初めた、理想の殿方です。意思が強くて、真っ直ぐで。それが、とても、まぶしくて…。」
 セシリアは恥ずかしそうに、だが、はっきりと言う。
「あいつは、背伸びをしたがる所があってな。誰かを護れるようになりたい。昔から、それは変わらん。ただ、そのせいで、周囲に対しては、どうしようもなく鈍感だな。」
「はい。一夏さんたら、全然、気づいてくださらなくて…。」
 セシリアは、大きな溜息をつく。
「私は、一夏みたいに、対価もなしにあそこまで優しい人をしりませんでした。押しつけがましいわけじゃない。さりげなくて、暖かくて、ごく普通に優しくしてくれる。そこに、どうしようもなく魅かれるんです。」
「あいつは、人がいいと言うのもあるが、基本的に誰にでも優しいぞ?」
「そうですね。私にだけ優しくしてくれればいいのに…。」
 恋する少女の独占欲を感じて、千冬は微笑む。
 最後にラウラを見る
「理由は解りません。ですが、一夏は会った時から、私の心の多くを占めて、気づいていれば、一夏の事ばかり考えていました。それに、あの強さに、今まで感じた事がない頼もしさも感じて…。」
「頼もしさか…。お前に、そこまで感じさせるほど、成長したか。しかし、あれは、気がつかん内に、女の恋心を刺激するな。」
 やれやれと言いたげに、溜息をついて、2本目の缶ビールを飲み干す。

「さて、訊くべき事は聞いた。別に、あれにアタックするのは構わん。だが、校則違反や周囲に多大な迷惑を与える行為は、ご法度だぞ。その時は、容赦なく処分するから、覚悟しておけ。」
「「「「「はい…。」」」」」
 千冬は黙って頷くと、3本目のビールに手をつける。
「さて、私からも言っておくか。」
 箒達は、何だろう?と言いたげに、首を傾げる。
「惚れたぐらいでは、一夏はやらんぞ。」
「「「「「えぇ〜っ!!」」」」」
 泣きたくなるような悲鳴が、聞こえてきた。
「待て、待て。惚れたぐらいでは、と、言ったんだ。」
 千冬は悲鳴を聞いて、苦笑いする。
「私から、一夏を奪え。一夏が、私など見向きもしない位に、夢中にさせろ。別に、いく所までいっても構わん。だが、学生の内に子供は作るなよ。ボーデヴィッヒのように、避妊はしっかりとしろ。ピルは保険が適用されるし、コンドームはコンビニでも、買いやすいように配慮されているしな。いずれにしても、女として、私に勝てん奴に、一夏は渡さん。それを肝に銘じておけよ。」
 そう言って、3本めのビールを飲み干す。
 その時、隣の一夏の部屋が、何やら騒がしくなっていた。

「いいですって、いいですってば!!」
 後ずさりしていると、俺は、露天風呂の壁越しに追い詰められていた。
 その俺を、ナターシャさんは獲物を見つけたライオンのように見る。
「あら。いったでしょ。あの時の機動を教えてくれれば、お風呂で背中を流してあげるって。」
 いや、男女はまずいですよ。
 ここは、混浴じゃないんですよ。
「水着を用意していればよかったんだけど、生憎、私は水着を持ってきていないのよね。下着でというのもいいけど、お風呂は裸で入るものだし。」
 ナターシャさんが、軍服の上着を脱いでシャツのボタンに手を掛ける。
「だから、駄目ですって、ナターシャさん。」
 すると、ナターシャさんは目を細める。
「イーリの事はニックネームで呼んで、私はナターシャさんなんだ?ふうん…。」
 スカートを脱ぐ。
 シャツの下からビビッドのパンツが、覗く。
「だって、ナターシャさんは、ナターシャさんで…。」
「そう…。」
 げ、何か不機嫌になってる。
 いかん。打開策を考えないと。
 ええと、あの時は。
「わ、解った、ごめん、ナタル。だから、風呂の件は勘弁してくれ。」
「あら?年上は、嫌い?」
 そう言う問題じゃない。
 俺の命に、関わる問題なんだ!!

「ほう。一夏、お前、なかなか、面白い事をしているな。」
 千冬姉が、俺とナタルを見下ろす。
 口は笑ってるけど、目は笑ってない…。
「ファイルス中尉。一夏さんに、何をなさっているのかしら?一夏さんも、どうして迫られっぱなしなんでしょうか?」
 セシリアの冷たい視線が、突き刺さる。
「一夏、あんたって、奴は…。」
 鈴の視線は、それだけで人を殺せそうだ。
「どうして、一夏はそうなるのかな?僕にちゃんと説明してくれるよね?」
 にっこり笑う、シャルロットだが、その後ろには仁王像が見える。
「一度、徹底的に体に教え込まんと、駄目らしいな。その後に、完全に私の物にするとしよう。」
 ラウラが、USPのセーフティーを解除して、薬室に弾を送り込む。
「一夏…。やはり、一度斬らねば解らんらしいな…。」
 箒が、緋宵を静かに抜く。
 ま、まずい、本格的にまずい。
 冗談抜きで、殺される。

「まったく、無粋ね。愛の告白をしようとしているのに…。」
 へ?
 呆けていると、俺の唇に暖かい感触が…。
「I LOVE YOU. MY LOVING WHITE KNIGHT.(愛しているわ。私の愛しい、白き騎士。)」
 そう言って、ナタルは俺を見つめる。
 だから、そういうのが俺の死亡フラグを立てるんだって。
 でも、相手はふざけていないし。
 どうすれば、いいんだよ、俺は。

「ファイルス。とりあえず、一夏から離れろ。LOVINGか。気持ちは本物のようだが、それだけで一夏は渡さんぞ。私以上の女でないとな。」
「もちろん、そのつもりですわ。今日は、気持ちを伝えに来ただけですもの。じゃあね、一夏。後で手紙を書くわ。」
 そう言って、ナタルは福音を展開して、ニューヨークに戻っていく。

 その後、一晩中追いかけ回され、ミサイルとレーザーにレールカノンまで降り注ぐ修羅場と化した浜辺で、俺は地獄を見た。

 こうして、臨海学校は終わった…。
 また、こうだったら、ずる休みしてでも、俺は行かないぞ!!

 高級マンションの一室では、部屋の主が重い溜息をついた。
「大赤字どころの、騒ぎじゃないわね…。」
「全くだな…。ゴーレムU40機が、完全破壊。輸送機も抑えられた。自動操縦だったのが、救いだな。スノーは逮捕されて、テュランノスも取り戻された。おまけに、白式は、第二形態移行を遂げて、さらなる力を手に入れた。今まででも、まるで手に負えなかったのに、これからはさらに苦しくなるだろうな。どうする?織斑一夏は、しばらく放置するという手もあるが?他にも、やる事はあるしな。」
 少女は、今回の作戦失敗をいかにも面白そうに笑っている。
「エム。そうはいかないのよ。こちらの襲撃を退け続けた織斑一夏に、幹部達が強い興味を示しはじめたわ。作戦は続行されるわね。事と次第によっては、私とあなたが出る事になるけど、勝算はどれくらいになると思う?」
「そうだな。私かスコールなら、どうにか3分といったところか。甘めに見てだがな。」
 うすら笑いを浮かべていた、エムと呼ばれた少女は、真剣な顔になって自分の考えをスコールと呼ばれた女性に言う。
「オータムを加えて見たら、どうかしら?」
「邪魔なだけだ。足を引っ張られて、勝率が下がるだけだろうよ。で、どうする?ゴーレムシリーズはこれからも使い続けるのか?材料の手配から、尻尾を掴まれる危険もあると思うが…。」
 無から、有は生まれない。
 ゴーレムシリーズとて、材料は必要だ。
 その手配から、各国の捜査機関が手掛かりを掴む可能性を、エムは指摘した。
「それは心配ないと、技術部は言っているわ。それに、さらに改良・強化したゴーレムVが完成間近だそうよ。今更、ゴーレムシリーズは使わないなんて言って、技術部が納得すると思う?」
「ふん。時間と手間と、資材の無駄だと解らないのか?あの愚か者共は。最悪。織斑千冬が出て来てみろ。勝率はマイナスにまで落ち込むぞ。しかも、今回の接触で、暮桜の後継機を渡した可能性がないとは言えんのだからな。」
 エムはそう言って、部屋を出た。

後書き
白式がセカンドシフトを終えて、いよいよ後半戦です。
ちなみに、私の二次創作の中のセカンドシフト後の白式は、ゼノサーガというゲームに出てくるESというロボットのディナを、イメージしています。
鳳仙花は、私が高校生の時に放送されていた、宇宙の騎士テッカマンブレードの、ボルテッカがモデルです。式神は、ガンダムSEED DESTINYの、
ストライフクフリーダムのスーパードラグーンがモデルと、思いっきり趣味の世界に走っています。
さて、遂に一夏は自分を誘拐した組織の名を知る事に。
本格的に、亡国企業が話に絡んできます。
白式の正体については、最初から考えていました。
これから、どんな真実が明らかになり、一夏達は何を思い、どう動くのか?
お楽しみいただければ、幸いです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どうも、お久し振りです。
といっても以前は道端猫とかのニックネームでコメントした気がしますが(笑)

あらためて読み直していますが、読点が多すぎる気がします。多すぎて読みづらくなってます。

とはいえストーリー自体はしっかりしてると思うんでこれからも更新頑張って下さい。
影猫S
2013/10/22 03:01
影猫Sさん。
コメントありがとうございます。

>あらためて読み直していますが、読点が多
>すぎる気がします。多すぎて読みづらくな
>ってます。
 読点の付け方は、私も頭痛の種です。
 付け過ぎても、付けなさ過ぎても読みづら
 いですしね。
 改善を図っているのですが、どうにもうま
 くいかないのが現状です。
 
CIC担当
2013/10/22 10:19

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